バディアートプロジェクト 誕生のストーリー

バディアートプロジェクトは、ある日サンパナに届いた1通の手紙 から始まりました。
手紙を送ってきたのは、日本海に浮かぶ小さな島にある福祉施設。そこには、施設で働く皆さんが手作りしている「ポーチを買ってもらえないか」という、相談が書かれていました。
「コロナ禍で販売の機会がなくなり、つくったものが行き場を失っています。」
その切実な言葉を読み、私たちの胸は大きく揺れました。しかし同時に、深い葛藤もありました。単に“買う”という形では、一度で終わってしまい、長く続く関係にはならない。 それでは、施設の皆さんの持つ価値や魅力を社会に広げることにはつながらないのではないか。
悩んだ末、私たちはその依頼を 断る という、苦しい決断をしました。
手紙を送ってきたのは、日本海に浮かぶ小さな島にある福祉施設。そこには、施設で働く皆さんが手作りしている「ポーチを買ってもらえないか」という、相談が書かれていました。
では、どうすればいいのか。
どうすれば、施設で働く方たちの持つ個性や可能性を、もっと自然に、持続的に社会と結びつけられるのか。社内では、議論と探求が続きました。
その中で見えてきたのが“アート”という新しい可能性でした。
施設で働く方たちの中には、独自の世界観や色彩感覚、豊かな感性を持つ方が多い。 その魅力をプロのクリエイターと掛け合わせれば、これまでにないアートが生まれるのではないか。そして、そのアートを企業のプロダクトや広告、空間デザインへ活用してもらえば、価値が社会の中を循環し、そのロイヤリティが施設に還元される仕組みがつくれる。それは、「助ける・助けられる」を越えて、互いの力で新しい価値をつくる“共創”の姿でした。
こうして生まれたのが、Buddy Art. Project. (バディアートプロジェクト)です。
福祉施設で働く仲間たちと、プロのクリエイターが“バディ=相棒”となり、共にアートをつくり、それを社会へ届ける。アートが商品化されるほど、施設の収入も、誇りも、社会とのつながりも広がっていく。 まさに 価値が循環する、持続可能な仕組み が形になりました。
あの小さな手紙は、私たちに大きな問いを投げかけ“相手の魅力を活かし合う未来”という新しい視点を生み出すきっかけとなりました。そして今、バディアートのアートは島を飛び出し、地域へ、企業へ、社会へと確かな広がりを見せています。
サンパナはこれからも、アートの力で人と地域をつなぎ、互いの力が響き合いながら、輝ける未来をつくっていきます。
Company Profile
社名
山陰パナソニック株式会社 / San-in Panasonic Co., Ltd.
設立
1958年4月22日
代表取締役 社長
渡部 幸太郎
本社
〒693-0004 島根県出雲市渡橋町416番地
代表取締役 社長
渡部 幸太郎
本社
〒693-0004 島根県出雲市渡橋町416番地
バディアートプロジェクト事務局
〒690-0017 島根県松江市西津田2丁目10番19号
株主
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社
Brand Naming - ブランドネーミング -
【Buddy バディ】=仲間・相棒
それぞれが対等に「バディ」となってひとつの作品、ひとつの未来を共に生み出す姿勢を名前そのものに刻んでいます。
【Art アート】=個性が価値に変わる創造
【Project プロジェクト】=枠を超えて広がる挑戦
福祉施設、クリエイター、企業、山陰パナソニック。
それぞれが対等に「バディ」となってひとつの作品、ひとつの未来を共に生み出す姿勢を名前そのものに刻んでいます。
Symbol Mark - シンボルマーク -

「人」「地域」「未来」が重なり合い、ひとつの世界をつくり出す姿を抽象化したデザイン。
無数の線が交わり、響き合う構造は、福祉施設の仲間とクリエイターが共に創り上げる“共創のプロセス”を象徴すると同時に、山陰パナソニックが創業以来大切にしてきた「先駆け」「繋がり」「地域性」を視覚言語として表現しています。
さらにこのシンボルは、地球の生命が脈動する様子と、宇宙に広がる多次元のエネルギーを重ね合わせて構成され、「私たち一人ひとりの個性が、より大きな宇宙と調和しながら未来を創っていく」という 理念を体現しています。
線の連なりは大地の根のように地域に根ざしながら、外側へ向かって広がる軌跡は、ローカルからグローバルへ、世界へと開かれていく「山陰発のアートイノベーション」を象徴します。
このシンボルマークは、アート作品、プロダクト、パッケージ、建物サインなど、あらゆる場面で “Buddy Art.Project.の証” として機能し、地域と個性と未来が重なり合う世界観を提示するブランドアイコンです。
PhoenixI llustration - プロジェクトシンボル / 鳳凰 -

プロジェクトの象徴となる鳳凰アートは、福祉施設の仲間たちの感性と、プロクリエイターの技術を掛け合わせた代表作です。
鳳凰は、古来より再生・調和・希望・飛翔 の象徴とされてきました。
このアートに描かれた大胆な色彩、細やかなパターン、力強い羽ばたきは、多様な個性がひとつに混じり合い、新しい価値として社会へ羽ばたいていくBuddy Art .Project. の精神そのものです。
どこにもない鮮やかな存在感は、「アートが人と地域をつなげ、未来をひらく」というメッセージを視覚的に表現しています。
