広島うまいけぇREDショーン総長グルメ

広島牡蠣が直面する深刻な現実   6〜9割が大量死!

広島県の牡蠣養殖では、今シーズン6〜9割に及ぶ大量死が発生し、生産者はかつてない危機に直面しています。
​しかし、大量死の原因はまだ特定されておらず、今年秋の養殖が順調に行えるかも不透明な状況です。

​全国一の養殖カキ生産量を誇る広島県の一部海域で昨年、カキが大量死した問題を受け、県の有識者会議は26日、原因について暫定意見を取りまとめた。20度超の高水温の長期化や梅雨の降水量不足など複合的な要因が重なったと見られる。
牡蠣の品質は、その年の海の状態に大きく左右されます。
水温、潮の流れ、植物プランクトンの量などの様々な要因が複雑に絡み合って、牡蠣の成長や味わいを決定するのです。
牡蠣殻
さらに、牡蠣殻の処理問題も深刻です。
​牡蠣殻は焼却できないため専門業社が回収し肥料などへ再利用していますが、現在は処理が追いつかず殻が余剰状態となっています。

​加えて、県条例により完全週休二日制の導入や、水揚げ期間が6月末から5月末へ1ヶ月短縮されたことで、生産量はさらに減少。
​収入源による資金繰りの悪化も生産者を苦しめています。

​このままでは、秋の生産状況次第で廃業や倒産に追い込まれる漁師が出る可能性もあります。
だからこそ、これからの広島牡蠣は「大量生産によるブランド化」ではなく、「希少価値の高いブランド化」へ転換する必要があります。生産者が消費者へ直売できる仕組みを整え、適正な利益が生産者に残る環境を作ることが。広島牡蠣の未来を守ために不可欠です。