VYSHYVANKA
ウクライナ刺繍ヴィシヴァンカとは
一枚の布に込められた、幾世代にもわたる祈りの物語。
MAVKAがお届けする刺繍の背景にある、ウクライナの伝統文化をご紹介します。
ヴィシヴァンカ — 数百年にわたり受け継がれる刺繍
「ヴィシヴァンカ」とは、ウクライナ語で「刺繍する」を意味する言葉に由来し、刺繍がほどこされた民族衣装(ブラウスやワンピース)を指します。その歴史は古く、数百年以上にわたって受け継がれ、布に小さな×印を連ねるように一針ずつ縫い上げる、繊細であたたかな手仕事です。ウクライナの人々にとって、ヴィシヴァンカは民族のアイデンティティを象徴する大切な装いです。
文様と色に込められた意味
赤 — 太陽
生命とエネルギーをもたらす太陽の象徴。ヴィシヴァンカの代表的な色です。
黒 — 大地
実りを育む大地の象徴。赤と黒の組み合わせは最も伝統的な配色です。
草花・幾何文様
草花や樹木の文様には、その土地の自然や人々の願いが息づいています。
着る人を守る「お守り」として
ヴィシヴァンカの刺繍は、古来より着る人を守る「お守り」としての役割を持つと伝えられてきました。とりわけ、手首・首まわり・胸元といった体の開口部にほどこされた文様には、災いが入り込まないよう身を護る意味が込められているといわれます。装いの美しさと、人を想う祈り。その両方が、一針ずつに縫い込まれているのです。
地域ごとの個性と「ヴィシヴァンカの日」
刺繍の文様や糸の色使いは地域ごとに異なり、かつては模様を見ればその人の出身地が分かるほど、土地の個性を映していました。そして毎年5月の第3木曜日は「ヴィシヴァンカの日」。ウクライナの人々が故郷の文様をまとい、伝統への誇りを分かち合う特別な一日です。困難な時代にあっても、その文化は若い世代へと確かに受け継がれています。
ヴィシヴァンカを日々の装いに取り入れるコツ
(1) 主役として一枚で
刺繍ブラウスやワンピースは、それだけで装いの主役に。シンプルなボトムスと合わせると刺繍が引き立ちます。
(2) 重ねて楽しむ
刺繍ベストやトップスは、手持ちのシャツやニットに重ねるだけで、いつもの服に伝統の彩りを添えられます。
(3) 小物から気軽に
まずはTシャツや和紙糸の靴下など、普段使いしやすい小物から。刺繍のある暮らしを気軽に始められます。
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受け継がれてきた一着を、あなたの暮らしに。
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