Rのある暮らし・コンフォルト

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」としてSDGsが国連総会で採択されたのは2015年。17の目標が掲げてありますが、コンフォルトはSDGsの国連採択以前より、目標のいくつかを、地域レベルで実践していたとの自負があります。とは言え、コンフォルトが実践するSDGsはまだ6つほど。さらに貢献できるよう、精進してまいります。
すべての人に健康と福祉を

健康で安心(障がい者でも高齢者でも、自宅で自立した生活を送れる環境であること。)な住まいづくりやリフォームは、本来あたり前のこと。でもSDGsの目標に掲げられるほど、世界の多くの方々は劣悪な環境に今も晒されています。
コンフォルトのみならず、住宅に携わる私たちが積み重ねた技術やノウハウを社会福祉に役立て、世界に届けること、もう始まっています。
安全な水とトイレを世界中に
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日本の水は世界でもトップクラスの厳しい検査をクリアした「安全な水」と言われています。
また、災害の多い日本では、非常時に汚れた水を飲料水に変える技術も進んでおり、世界中に安全な水を届ける(再生させる)取り込みも、今後期待されるところであります。
さらに、日本のトイレ、衛生機器が世界から注目を集めるように、各社メーカーの技術的貢献が、清潔で快適な生活の実現につながっていくことでしょう。
ただし、どんなに安全な水やトイレでも、浄化槽の設置、配管、施工など見えない部分の工事がいい加減ですと、元も子もありません。
コンフォルトは工務店として、そんな見えない部分の工事にこそ確実な施工を、安全な水とトイレを提供しています。
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんは、日本の風呂敷や、水洗トイレの大・小が分けてあること、短くなった鉛筆を工夫して使うことなどに、とても感心されたことをきっかけに、「MOTTAINAI (もったいない)」を世界共通の言葉として広めることを実践しています。
マータイさんは、「Rのある暮らし」の先駆者なんですね!
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

大切な資源、大切なエネルギー、だから省エネ。住まいづくりやリフォームには絶対に欠かせないポイントの一つで、国も色々な省エネ政策を打ち出しています。

​また太陽光発電や蓄電などの創エネ・畜エネも技術革新が進み、明るい兆しが見えてきました。
コンフォルトは、断熱性能を高めて省エネ(光熱費節約)を実現する提案をしていますが、これは寒い暑いを解消し、ヒートショックや熱中症を軽減する健康面にも大きなメリットがあります。
ただし、断熱性を高めることで気密性が増し、そのことで室内の空気が汚れ、頭痛や喘息などを引き起こす心配もあるのです。
一長一短があることを理解して、住まいの省エネ推進は多面的に捉え、バランスよく適確に行うことが求められるのです。
住み続けられるまちづくりを
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この目標の中に、2030年までに、とくに女性や子ども、お年寄りや障がいのある人などを含めて「誰もが安全で、使いやすい緑地や公共の場所を利用できるようにする。」というフレーズがあります。
コンフォルトはこれまで、保育園や幼稚園、障がい者や高齢者施設の建設やリフォームを多く手がけてきました。
安全で、健康的、情緒を豊かに育む自然を取り入れた空間提案など、SDGsの実践に数多く取り組んでいます。

つくる責任 つかう責任
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家づくりで一番多く使用するのは木材です。

​地球の大切な資源を無駄にしない、再生や再利用など、いわゆる「リユース(Reuse)」「リデュース(Reduce)」「リサイクル(Recycle)」という3つの視点が欠かせません。
そして、壊れたら直す、不具合が出たら改善するなどのリフォームもしかり。
「つくる責任」「つかう責任」家づくりやリフォームに携わる者全ての責任を、肝に命じてこれからも。
陸の豊かさも守ろう

「つかう責任」「つかう責任」と同じように、日本の豊かな森林を守っていかなくてはいけません。

​日本国中の木を伐採し、杉ばかり植えたことでスギ花粉が日本中を覆ってしましました。
また、木を切らず、手入れもせずに森林をほったらかしにしては、森は育ちません。
​大切なのは、植える、育てる、手を入れる、伐採する、バランスのとれた森づくり。
​豊かな森を、ずっと後世に繋いでいくために。
この使命を忘れずに、この素晴らしい素材を住まいに活かして行きます。
​木は、住まいの中で生き続けていますから。