蒜山高原328農園(ひるぜんこうげんみつばちのうえん)

育てる蜂蜜​​

はちみつの糖度

市販されているはちみつの糖度は80%以上になっています。
​糖度80%以上になると変質しにくく安定して販売しやすいのが特徴です。

​二ホンミツバチのはちみつは採蜜時76%~78%です。
​糖度80%にするには人が手を加え水分を蒸発させる必要があります。

蒜山高原328農園のこだわり

巣蜜
蒜山高原328農園のはちみつは搾るったそのままを瓶詰めしています。
​つまり、糖度76%~78%のはちみつです。
​もちろん、添加物や加熱などいっさいしていません。
​では、なぜ絞ったそのままのはちみつに、こだわるのか
​私たちが、いろいろ経験するなかで、これが一番美味しいと感じたからです。

​はちみつを搾る工程にもこだわっています。
​できるだけ人が手を加えずに搾るという事
​これが大事だと考えています。

​はちみつの糖度について書いてあるように
​糖度76%~78%のはちみつは変質してしまいます。

​ではどのように変質していくのでしょうか?


はちみつの熟成

結晶化
結論から申しますと、採れたてよりもおいしくなったのです。
​私たちは、この現象を熟成と呼ぶことにしました。

​​この熟成にも糖度が大きく関係しています。
​糖度76%未満のはちみつは、アルコール発酵しやすく76%以上になると
​アルコール発酵しにくいという事もわかりました。
​(糖度だけではなく保管している環境もアルコール発酵を左右するみたいです。)

​この熟成したはちみつ(1年以上おいたもの)の特徴ですが
​香り高く深みがあり上品な味といえばいいのでしょうか。

​ワインの熟成を思い浮かべていただくと、それに似たイメージではないかと思います。

​はちみつがこれだけ変化していく感動を皆様にもご提供したい。食べていただきたい。そんな思いでこの2023年9月より新シリーズ【Old】を販売することになりました。

はちみつを育ててみませんか?

3兄弟
蒜山高原328農園でのはちみつの保管方法は
​常温で暗い場所において管理しています。
​母が管理を担当していますが、はちみつを見るたびに
​「すごいね!」「きれいだね」などいつもはちみつに声をかけています。
​もしかすると、このポジティブなはちみつとの会話が、美味しく熟成するポイントになっているのかもしれません。

​冬になっても常温管理なので、はちみつは結晶化します。
​蒜山高原が一番寒い時期になると、カチカチになってスプーンも刺さらないくらいになります。
​でも、自然のままが一番美味しいので、湯銭解凍することはありません。

はちみつは生き物です。日々表情を変え、味が変わり(熟成)そこにあるだけで幸せな気分にさせてくれます。

​最近では、蒜山高原328農園のはちみつコレクターの方も増えてきております。
​オリジナルの熟成はちみつを育てる楽しみを分かち合えるのはうれしいですね。

​きっと、温度、湿度、ふたの開封頻度、光、会話などで味わいが変わってくるのではないでしょうか?​​

​あなたも自分だけのオリジナル熟成はちみつを育ててみませんか?