あも屋

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あも屋について

こちらのページではあも屋の商品のこだわりを紹介させていただきます。

●水引きアクセサリーのこだわり
水引きアクセサリーは古来より日本人の暮らしと心を彩ってきた水引きを感性に取り入れ、新しい形で身に纏う楽しみをお届けするものです。
水引きは単なる装飾や紐ではなく、結び目ひとつひとつに意味がこめられ、人と人とのご縁や願いを表現する日本独自の文化です。
贈り物に添える水引には「結んでほどけないように」「末永く幸せが続くように」という祈りが込められ、古来より縁起物として大切にされてきました。その想いを小さなアクセサリーに落とし込み、日常に取り入れることで、身に付ける人自信やその周りの人々にまで、さりげなく温かな心を届けることができます。伝統と現代の調和を意識しながら一点一点製作しています。素材に使う水引きは紙でありながら丈夫さと軽やかさを持ち、光の加減で艶めく表情も魅力です。そのしなやかな特性を最大限に活かし、結びの美しさを崩さないよう丁寧に形を整えています。
アクセサリーに仕立てる過程では、結びの意味合いや全体のバランス、色の組み合わせにこだわりを持っています。色は日本の四季や伝統色にインスパイアされ、鮮やかさの中に深みを持たせたり、あえて控えめな色合いで上品さを演出したりと、身につけるひとの雰囲気やシーンにより添えるよう工夫しています。さらに、ただ「和」を感じさせるだけでなく、洋服や現代のライフスタイルに溶け込むようデザインにも配慮し、シンプルな結びをピアスやイヤリングに仕立てることで日常つかいやすく、特別な日の装いには華やかな結びや複数色を組み合わせたデザインの提案をするなど幅広いシーンで楽しんでいただけるようにしています。結びの強さは心の強さ、しなやかさは人との関りの柔らかさを象徴していると感じています。そのため、一つひとつの作品は単なるアクセサリーではなく、心の込めたお守りのような存在であってほしいと願いながら製作しています。現代において水引は日常から少し遠い存在となりつつありますが、アクセサリーとして生まれ変わることで若い世代にも受け入れられ、また世界へも日本の文化を伝える手段になれるとしんじています。だからこそ、伝統をまもりながらも新しい感性を取り入れ、古さと新しさが同居する独特のスタイルを大切にしています。完成した作品を手に取っていただくと、軽やかでありながら確かな存在感があり、手仕事ならではの温もりを感じていただけます。水引きという素材に触れるたび、結びを仕上げるたびに「人と人とのご縁を結ぶ」という本来の意味をおもいだし、ものづくりの原点に立ち返ることができます。だからこそただ見た目の美しさだけを追うのではなく、ひと結びにこめられた願いや物語を大切にしています。日々身に付けることで、自分自身を励ましたり、誰かを想ったり、ほんの小さなきっかけでも気持ちを結び直すことができる。そんなアクセサリーででありたいと考えています。水引アクセサリーには「つなぐ」「むすぶ」「ひらく」という三つの意味が重なっています。つなぐのは人と人、結ぶのは心と心、ひらくのは未来です。ひとつの結びがもたらす力を信じ、これからもより多くの方に届けていきたいと願っています。