学校マルシェ

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私達について

——北陸から広がる、小さな一歩と経済の芽吹き

私たちが運営する「インスタの学校」は、北陸地方を中心に活動する、SNSを使った発信力を高めるための学びの場です。しかし、単に「発信力を学ぶ」だけにとどまらないのが、この学校の大きな特徴。ここでは、一人ひとりが持つ得意なことや情熱を、インスタグラムを通じて発信し、形にしていく中で、「自分の人生を自分で選ぶ」力を育んでいくことを大切にしています。

そしてこの度、その想いをリアルな形で表現する場として誕生したのが「インスタの学校マルシェ」です。

このマルシェは、単なるECショップではありません。
ここは、「自分らしい一歩を応援しあう文化の土壌」であり、
「いつかやってみたかった」という想いを解放する実験的であたたかい場所。

出店者はすべて、インスタの学校の生徒たちです。年齢も職業も立場もバラバラですが、それぞれが「好き」や「得意」を見つめ直し、学び、そして踏み出したチャレンジの場が、このマルシェに結集しています。

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「できること」から「やってみたいこと」へ

インスタの学校に通う多くの方々は、もともとは特別なスキルを持っていたわけではありません。「何か始めたいけど、何から始めたらいいか分からない」「SNSのことがよく分からないけど、可能性を感じている」「今の仕事だけじゃない、生き方を模索したい」——そんな不安と希望を抱えて、学校の門を叩いてくれます。

学校では、Instagramの運用方法や発信のコツを学ぶだけでなく、自分の好きなことや過去の経験を棚卸ししながら、自分らしい発信スタイルを見つけていきます。そのプロセスの中で、「本当はやってみたかったこと」に気づく方が多くいます。

「いつか自分のアクセサリーを販売してみたかった」
「自分の作るお菓子で、誰かを笑顔にしたい」
「家族のために工夫してきたレシピを、多くの人に届けたい」
「心のケアやマインドについての知識を、優しい言葉で発信したい」

そんな「やってみたい」という種が、マルシェという土壌に出会うことで、水を得たように芽吹いていくのです。

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「応援し合う経済圏」という可能性

このマルシェにはもう一つ、私たちが大切にしている仕掛けがあります。それが「応援する経済圏」の創出です。

マルシェに出店する生徒さんたちは、互いの活動や商品、サービスを心から応援し合います。「あの人のアクセサリーは、想いが込められていて素敵」「彼女の焼くパンは、ストーリーを知るともっとおいしく感じる」——そうやって、ただ「モノ」を売るのではなく、「ストーリー」ごとシェアし、購買が「応援」へと変わっていきます。

これは、消費のあり方そのものを変える取り組みでもあります。
値段で選ぶのではなく、想いで選ぶ。

効率ではなく、共感で循環する。
マルシェを通して、そうした価値観が自然と育まれていくのです。

インスタの学校の生徒同士で仕事を依頼し合う、商品を買い合う、紹介し合う。そうして小さな経済の流れが生まれ、北陸の中に温かい経済圏が出来上がりつつあります。

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マルシェは「結果」ではなく「過程」

一般的なマルシェは、完成されたブランドやサービスが出店する場所というイメージが強いかもしれません。しかし、インスタの学校マルシェは違います。

ここは、「挑戦の過程」を丸ごと見せることに意味があります。
未完成でいい、不器用でもいい。

「初めて売れた時、涙が出た」——そんな一歩一歩が宝物です。

見栄えよりも、心の熱量を大切に。
売れることよりも、誰かに想いが届くことを大事に。
このマルシェには、そんな「人間らしい挑戦」がたくさん詰まっています。

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応援は、連鎖する。

マルシェで誰かのがんばりを見て、刺激を受けて、「次は自分も出てみたい」と思う方が出てきます。
そして、それを実現するために、またインスタの学校で学びを重ね、自分の内側と向き合いながら準備を始めます。

この循環が、次のチャレンジを生み出し、また誰かの応援に繋がっていく。

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北陸から、文化になる

「応援するのが当たり前」
「挑戦する人を、あたたかく見守る」
「失敗してもいい。挑戦した人が一番カッコいい」

そんな価値観を持つ地域が、北陸から生まれたら、どんなに面白いだろう。
私たちはそう信じて、この活動を続けています。

誰かの「最初の一歩」を見守ることは、自分の心にも灯がともる体験です。
そして、誰かに応援された経験は、次に自分が誰かを応援したくなる循環を生み出します。

これからも、マルシェという場を通じて、温かなチャレンジと経済が育ち、
北陸の地から「応援の文化」が根付き、広がっていくことを願ってやみません。

最後まで見ていただきありがとうございました!!