私たちの想い
私たちは、京都北山・京北という場所で精油を作っています。
京北は、京都市の北端に位置する自然豊かな里山で、千年を超える昔から、北山杉の産地として都に遣えてきました。
杉は、かつて日本人にとって、とても馴染みの深いものでした。
たとえば、炊事の際には杉のしゃもじやおひつを使っていました。炊き上げた米はおにぎりにして、杉の薄い板でくるんでいました。
風呂は杉材の湯船でしたし、杉の桶で身体を流していました。もちろん、家屋も杉材で建てられていました。
生活の中のあらゆる場所で、私たちは文字通り、杉と触れ合って暮らしていたのです。
現在、私たちの生活から、杉は姿を消しつつあります。国産の杉材が使われなくなったことで、山に手入れが行き届かなくなっています。
人が山で仕事をすることで、杉の山は私たちに恵みを与えてくれます。
山に新たな価値を見出し、山で働く人を増やすこと、そうすることで、山と人とのつながりを取り戻し、将来、孫の代に山をもう一度価値のあるものとして残していきたい。そして、変わっていく京北の自然を、元のあるべき姿に戻したい。
その想いから、私たちは「杉乃精」を始めました。
京北は、京都市の北端に位置する自然豊かな里山で、千年を超える昔から、北山杉の産地として都に遣えてきました。
杉は、かつて日本人にとって、とても馴染みの深いものでした。
たとえば、炊事の際には杉のしゃもじやおひつを使っていました。炊き上げた米はおにぎりにして、杉の薄い板でくるんでいました。
風呂は杉材の湯船でしたし、杉の桶で身体を流していました。もちろん、家屋も杉材で建てられていました。
生活の中のあらゆる場所で、私たちは文字通り、杉と触れ合って暮らしていたのです。
現在、私たちの生活から、杉は姿を消しつつあります。国産の杉材が使われなくなったことで、山に手入れが行き届かなくなっています。
人が山で仕事をすることで、杉の山は私たちに恵みを与えてくれます。
山に新たな価値を見出し、山で働く人を増やすこと、そうすることで、山と人とのつながりを取り戻し、将来、孫の代に山をもう一度価値のあるものとして残していきたい。そして、変わっていく京北の自然を、元のあるべき姿に戻したい。
その想いから、私たちは「杉乃精」を始めました。