「旨い」には訳がある。
私たちはそう考えます。
日本有数の豪雪地帯新潟県津南町。ここは長野県との県境に位置する魚沼地区最奥地の秘境の入り口。
高冷地であって豪雪地という津南の雪解け水が育む良質な土と大地が作物の旨味を後押ししてくれます。
㈱麓は、日本100名山苗場山麓の麓、標高600ｍの台地をベースに魚沼産コシヒカリと多品目の野菜生産に取り組む若く勢いのある元気で楽しい会社です。
魚沼産コシヒカリの産地としては最も標高が高く、近年の温暖化に左右されず良質なお米を安定的に生産できるところに絶対的な自信を持っています。
超軟水な苗場山麓の流水が育む弊社の「苗場山麓米」は、収穫量を追わず、旨味、甘味を凝縮した純度100％の魚沼産コシヒカリです。
露地野菜の生産は、契約農家さんを含めると10品目を超えます。
雪解けとともに食べたい春野菜、夏の暑い時期にかぶりつきたい夏野菜、そして、冬の訪れを感じられる寒い時期に心まで温まるような野菜と料理と、四季に趣をおく日本人は、心の根底に「旬な時期に旬な物を最も美味しい状態で」という気持ちがあると考えています。
約4カ月間雪に覆われている当地域は、年間を通じて同じもの安定出荷することができない分、徹底的に旬にこだわり、そして鮮度にこだわり抜いた季節野菜が、どこよりも良い状態で味わえると自信を持っています。
同じ野菜でも、「豪雪地」という限りなく短い期間でしか生産できない希少な旬野菜たちを、その季節に合わせて楽しんでいただけたらという想いで、多品目生産に励んでいます。