からだにやさしい自然食品を全国に|あやくちゃ屋

あやくちゃ屋の理念

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出雲地方の方言で、あやくちゃがない>という言葉があります。”整理がされていなくてぐちゃぐちゃ”という意味ですが、<〜がない>という否定形部分を除いた<あやくちゃ>は、「整った」や「一貫性がある」という意味だと思います。ひいては「ポリシーのある」との解釈も可能で、そのような商品を取り扱う通販専門商店として設立されました。島根県出身の夫の応援を受け2018年に神奈川・海老名市の地にオルテプラスラボを立ち上げ、農産物を中心にこだわり商品を仕入れては、自宅前のスペースで海老名マルシェ(第9回目より「おてんとバザール」と改称)を出店。地元のたくさんの方と、こだわり自然農法で作られた野菜(島根県産)やこだわりのフルーツ(長野県産)、安心安全の米や大豆から作られるあまざけやお醤油、ドレッシング(島根県産)、こだわりコーヒー(大分県産、石川県産)の販売を通じて、良質な地域コミュニケーションを図ってまいりました。コロナ禍により出店頻度を維持できない中でも、お客様との出会いを求めてスクスクと育つ野菜を目の当たりにし、2021年夏にオンラインショップを立ち上げました。


■こだわり商品を通じて私たちが目指すこと
我が国では人口減少が始まり、大量生産・大量消費の時代からシフトしようとしています。必要な量を必要な人向けに生産する時代というわけです。「誰のため」という顔がイメージできる状態で生産するときに生まれるひと手間、込める愛情を「こだわり」と捉えています。モノとしての価値だけではなく、手間や気持ちを新しい価値として商品に付加するのが、あやくちゃ屋のシゴトです。こだわり品っていいな、おいしいな、たのしいなと思っていただき、お客様の文化的な日常生活の創出に貢献してまいります。

■「孫に食べさせたい野菜」〜ぶんちゃんち農園(島根県安来市)を例に〜
島根県安来市のぶんちゃんち農園では、「孫」に食べさせたいこだわり野菜作りのため、30年間にわたり完全無農薬をコンセプトに野菜が栽培されています。①有機肥料を使用、②無農薬(10年以上の除草剤不使用が条件)、③散水に地下水を利用、の3条件が揃うことを「こだわり自然農法」として自主的に定義し実践しています。メインの耕作地は30年の除草剤不使用地です。ぶんちゃんち農園の野菜との出会いがオルテプラスラボ創業のきっかけです。おいしさや野菜の強さの理由を明らかにしたい気持ちから、2018年5月にオルテプラスラボで土壌の調査を行ったところ、土壌の深部まで至る、豊かな細菌叢が確認されました。微生物が有機物をゆっくり分解し、植物が吸収する養分と赤ミミズなどの小動物が共存する理想的な土壌環境が実現されていました。ぶんちゃんち農園のホームページはこちら

■感動をおすそ分け
商売がらもありますが、趣味の一環で、各地のおいしいものやおもしろいもの、すごいものにたくさん出会います。それぞれの商品に作り手の信念や愛情のこもった価値があります。そんな商品をできるだけたくさん取り扱って、私たちの感動をお客様におすそ分けしたいです。いい商品に出会う時に共通するのは、同時にいい人に出会うことです。長野県中野市で農業を営む小林農園さんは、まさにその代表例です。現在は小林農園さんのりんごジュース(5-7月ごろ)、シャインマスカット(8-10月)、りんご(サンふじ:11-2月)を取り扱っております。


■農地を守りたい
あやくちゃ屋を運営する事業所であるオルテプラスラボの活動理念の一つに、農地の減少を止めたいという気持ちがあります。海老名市は神奈川県内でも比較的田畑が多い地域で、イチゴなどの名産品があります。しかし都市化や高齢化の流れの中で、手放される農地が増えており、つい先日も散歩道沿いの畑が住宅になることになりました。水田や畑などの農地には雨を一時的に保水する機能があり、豪雨のリスクがどこでも当たり前になりつつある現代において、水害からわたしたちの暮らしを守るためになくてはならないものです。
小規模ながら寸暇を惜しんで耕作する人があと1年、あと5年、10年と農地を少しでも長く維持できるよう、あやくちゃ屋はこだわり品販売の立場からお手伝いしていきます。

3世紀中頃-7世紀

ヤマト王権の誕生? →豪族が土地を支配
645大化の改新(中央集権、法律整備、戸籍管理)
689年飛鳥清御原令 →班田収授法:田畑の配給制
701年大宝律令(中央政府による本格的な法治)
722年百万町歩開墾計画(食料増産)
723年三世一身法 →開墾した土地は三代に渡り私有
743年墾田永年私財法 →大規模農地(初期荘園)誕生
中世「農民」の誕生 →名主と下人・所従
江戸時代地主と小作人
1946年農地改革(GHQ) →地主制の廃止

農地の所有権は長い歴史の変遷ののちに、市民の手に


■事業運営主体
【名  称】オルテプラスラボ
【代  表】池田 絢子
【住  所】〒243-0419神奈川県海老名市大谷北3-32-15
【主な事業】こだわり商品販売、農業コンサルティング、ECコンサルティング
【公式Instagram】こちら