あづみの野菜ファームサンキチ!

わたしたちについて

あづみの野菜通販サイト、365日サラダ農家FARM SANKICH!(ファームサンキチ)にお越しいただき、ありがとうございます。 大地の恵みに感謝しながら真心を込めてお野菜を育てています。

【商品コンセプト】
信州安曇野の365日サラダ農家が、サラダで日本を元気にします!
毎日サプリメントの様にサラダを食べたい人に向けたオリジナルサラダミックスは、こんな人のお役に立てます。たとえば「一日中パソコンに向かって仕事をしている人1人暮らしの男性」「お買い物の時間を短縮しても、毎日野菜を食べたいキャリアウーマン」「家事も仕事もしっかりこなし、家族の健康も大事にしたい主婦」「インスタに手作り料理を投稿して楽しみたい人」などなど!
スタッフは女性が主体の農園です。商品作りには女性の視点を主婦の目線を大切にしています。単身赴任のお父さんの為に。1人暮らしを始めた息子の為に。お洒落や健康を気遣う自分の為に。四季折々に野菜作りに励んでいます!
現代社会で生きる、多様に暮らす人々の健康を考えた愛情たっぷりの商品です。

【栽培へのこだわり】
それは微生物と水です。
土づくりは、元々この土地に生きていた微生物の力を蘇らせようと、近くにある北アルプスの里山で落ち葉を集め発酵させて畑にすき込んでいます。
水は北アルプスから一番に湧き出す水が、麓にある私達の畑の脇を流れています。その清らかで冷たい一番水を栽培に取り入れています。
それ以外にも、冬は間伐材や松食い虫被害の松の木をバイオマス燃料にした薪ストーブ(ロケットストーブ)を使い、夏や太陽の日差しを遮る遮光資材を使うなど、自然に配慮した設備で農業を行っています。ここに生かされていることに感謝し、今あるものを生かして、365日サラダ野菜をつくっています。

【目指す農業の姿】
環境や生き物に優しい農業を営むことが人にも優しい農業である。
最近、無農薬栽培や無肥料栽培が注目を集めています。そういった栽培方法は、どんな環境でも出来るなら素晴らしいことですが、それを追求するあまり、農薬を使用する環境に背を向け、まだ手付かずに残っている自然や山を畑に変えてしまう農家もいるようです。
私達はサラダミックスを栽培する上で、安曇野のこの生かされている土地で出来る様に、できるだけ農薬を使わない、でも必要なときは最小限、基準の範囲で使用するというバランスが取れた方法を選択しています。実際に多くの品目は農薬を使わずに育てられることが出来ています。結局、環境や生き物に優しい農業を営むことが、人にも優しい農業であるという答えに達しました。

【これまでの道のり】
これまでの道のりは簡単なものではありませんでした。
たくさんの無駄に思える失敗も経験してきました。「こんなことでは思いとは裏腹に環境負荷な農業をしてしまう」と責める気持ちを抱えていた時期もありました。
今も成長中の日々ではありますがサラダ野菜のプロフェッショナルになろうと決めてから、農業が楽しく思える様になりました。 
では、なぜそんな大変なことをやると決めたのか。きっとここまで読んでいただいた人なら、それが気になるところですよね!
遡ること、30歳代の私は東京に住んでいました。
当時、買い物への不満を抱えていました。北海道で育った私は、何を食べても美味しいのが当たり前で、食べ物に感謝などしてこなかった。でも、東京は、コンクリートジャングル(もう死語でしょうか?)、土が見えないところで、美味しい農作物になど出会える訳がない。足元に生えている野菜が収穫されて鮮度抜群で生きたまま口にすることが出来るのは、本当に幸せなことだったのだと気づかされる都会での生活。
そんな折に、長野県安曇野市を訪れるきっかけがあり、野菜を食べて涙が出るほど懐かしい記憶が蘇り、感覚が研ぎ澄まされる思いを味わいました。都会での生活に体調不良で悩み、マクロビオテック、玄米菜食、半断食などにはまっていたこともありました。でも、どれも、魂まで震えるほどの私にはこれだと思える体験ではなかった様に思います。
ここ辿り着く途中の道であったことには間違いありませんが。都会での生活が不向きな私の1番の悩みは、買い物!方向音痴の私は、売り場をぐるぐる回ってお目当ての物を見つけるまで時間がかかり、目が回るだけで結局お目当ての物は手に入らず、自転車や電車でスーパーをハシゴして、疲れ果てる日々。今思えば、自分の生き方をぐるぐると探していた様な毎日でした。
そこで、私は、思いました。田舎を出て都会で暮らす人の役に立てる仕事を、この安曇野で営もう!
それが、あちこちスーパーを梯子して苦労しても手に入らない、鮮度良く生きたまんま食べられる商品を都会で暮らすみなさんにお届けすること。その答えが『土が奏でるサラダミックス』の商品化でした!!



365日サラダ農家FARM SANKICH!(ファームサンキチ)の畑がある安曇野は、こんなにすばらしいところです。

[安曇野の大地のルーツ]
糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)の西辺に広がる北アルプスの常念山脈は、約1700万年前の日本列島の分裂にともなって形成されました。フォッサマグナとは「大きな溝」を意味し、海底に堆積した新しい地層によって古い地層が埋められました。この大きな溝が埋まったのは海底での火山活動によって火山灰や溶岩が堆積し、周囲の山々が隆起したため、陸地から運ばれた土砂が大量に溝の海に流れ込み、厚い地層が形成されました。

[農園付近の土壌]
北アルプスの常念岳は南側が陸地起源の岩石(泥岩・チャート)、海洋起源のプランクトンや放散虫(ほうさんちゅう)の化石が見られ、北側は風化しやすい新期花崗岩(しんきかこうがん)で構成されています。
ファームサンキチの土は、ミネラル豊富な堆積岩(たいせきがん)や花崗岩(かこうがん)により肥沃な土壌に恵まれてお野菜を育てています。

[湧水を利用した栽培]
安曇野は北アルプスの常念山脈から生まれた複合扇状地に恵まれています。
雪解け水が地下にしみ込み、冬7℃〜夏16℃ほどの湧水(軟水)として湧き出ています。ファームサンキチでは、北アルプスの裾野(烏川扇状地)から湧き出した清らかで冷たい湧水(軟水)を栽培に取り入れています。軟水で育てたお野菜は茎まで甘くみなさまに喜ばれています。

[農園の風景]
ここは、2000〜3000m級の山がそびえる北アルプスの麓、安曇野市の中でも標高600mほどの所に位置しております。目の前には日本アルプスサラダ街道と呼ばれる道が有り、レタス・スイカ・リンゴなどの畑が連なっています。また、田園地帯でもあり、近くにはとても珍しい拾ヶ堰があります。江戸時代後期に水が乏しかった穂高地域に水を流す為に人工的に作られた農業用水路で、標高の低いところ(奈良井川)から取り水して、標高の高いところ(烏川)が終点で15㎞もの距離を豊富な水が流れています。山に向かってゆったりと水が流れる風景はとても不思議な感覚で大変見応えがあります。