ABOUT US
私達について
こんな思いを持ってディデアンをはじめました。
ディデアンについて、ご理解いただきたい内容をランダムに紹介しています。
本コメントの最後にはエゾウコギの説明が入っています。エゾウコギについて正しい情報が必要な方はご覧ください。薬事法により、商品の中に入れることが出来ないので、ご挨拶の最後に入れることにしました。
33年前、中国でエゾウコギという単味漢方薬エキスに出会い、勧められるまま、そのエキスをお湯にスプーン1杯溶いて、朝のお茶がわりに10日間ほど飲んだだけで、20年間悩まされてきたアレルギーが治った経験をきっかけに、口に入れる物の大切さを知りました。
その後、雑誌の取材の仕事をする中で、ある詩人から聞いた、「食事は料理人の“気”を食すもの」という言葉に感銘を受けました。そして、食は単なる栄養摂取ではなく、食材には自然の命とともに生産者の“気”が、料理には作り手の“気”が宿る。
そのエネルギーが口にする者の体を元気に、心を豊かにし、幸福感を生みだす、という事に気がつきました。
その後10年間、料理人の“気”の取材をしつつ薬膳の勉強を進め、2000年、薬膳カフェレストラン「ディデアン」を東京・門前仲町に開店。2017年に、インドの伝承医学アーユルヴェーダを意識したカフェを東京・蒲田で始めました。どちらも、化学調味料や加工品を使わず、昔から伝承されてきた食をメニューとし、体に効く食の提供を目指しました。
手料理の提供を二十数年間やってつくづく感じるのは、食の難しさです。伝承食には、見えない部分の手間が多くかかり、精神力と体力が伴わなければやり通せない作業の連続です。
考えてみると、そのような食が当たり前に受け継がれてきたのですから、家族を思って毎日ご飯を作ってくれたお母さんたちの愛情には感謝するばかりです。
忙しさに追われる現代、いくら家族を愛していても、各家庭でそれと同じことをするのは至難の業。
このサイトは、大事に思う伝統的な食、健康を気遣う食べ物を気軽に召し上がっていただければ、という思いで立ち上げました。
最初は旗艦的食材、エゾウコギ、ケフィア、愛玉子、ヤンロン茶、名古屋コーチン スープブロス、アーユルヴェーダスープ・ラッサムなどの販売から始めますが、次の段階には、Zoomを使ったお料理紹介や、アーユルヴェーダの勉強も、ツクツクならではのWEBチケットというシステムを活用して、開始したいと思っています。
食はお腹を満たすだけでなく、また体を丈夫にするだけでなく、たくさんの楽しみや喜びが詰まっている素晴らしい文化です。
皆様と一緒に、価値ある食情報を共有しアンチエイジングに役立てていただくことが出来れば、こんなうれしい事はありません。
スリランカの愛すべきパートナー ギハン・ブラッシンハラゲ を紹介します。
数年前、私たちは生涯のパートナーに出会うことができました。
スリランカ人の大学生、ギハン・ブラッシンハラゲは、ディデアンのラッサムスープにはまって通ってくれるようになり、毎日会っているうちにお不動様のお引き合わせと信じて疑わないほどの親しい関係になりました。彼が私たちの家族として日本に来日してくれることを祈りつつ、本サイトでも彼の料理やスリランカ情報を発信していきたいと思います。
私たちの周囲にはたくさんのネガティブな事象があり、明るい気持ちを維持し続けるのが難しい事もあります。でも、そんな時でも、知恵を絞って、人の役に立ち、自分が笑顔になれる方法を模索していきたいと思います 。
ディデアンのこと、気になる点などございましたら、お気軽にご連絡ください。
ディデアンオーナー 山本水絵
以下が、エゾウコギの説明です。
「野生のパワーが体に効くエゾウコギ とはどんな植物?」
出典:エゾウコギの超力(毎日新聞社)監修:西部三省/チェ・フォンチン (抜粋)
古くから極寒の地で親しまれてきたエゾウコギ
エゾウコギという名は日本名で、ロシアではエレウテロコック、中国名は、刺五加(しごか)。刺(とげ)のある五加(うこぎ)という意味です。
エゾウコギの幹や枝には刺がたくさんあります。それも斜め下に向かって生えた鋭い刺なので、鳥やヘビなどもこの木には近づけず、「鳥トマラズ」とか「蛇ノボラズ」という異名さえ持つほどです。幹や枝は灰色がかかった茶で、枝からのびる長い葉柄には5枚の葉を持ち、夏には小さな花をつけ、9月ころには黒い実をつけます。しかし、種子から増殖するよりも、ほとんどの場合は地下を一定の深さへ横に這う地下茎により増えていきます。
アイヌの人たちは、昔からエゾウコギを神聖な植物として珍重してきました。鋭い刺のある枝を入り口につるして、悪霊をとおざけるまじないのようにも使っていたそうです。薬効にも気がついており、強精・強壮以外にも神経痛や関節炎、淋病の治療にも使っていたという記録が残っています。
しかし、明治以降の北海道開拓民にとってこの植物は、単なるやっかいものでした。土地を切り開く時、刺のある茎や地下をはりめぐる根は駆除しにくく、取り除いたと思っても、地下茎が残っていればまた芽を出してくるのですから嫌われたのもわかる気がします。
エゾウコギの何が効くのか 含有成分
もともと、中国の刺五加やロシアのエレウテロコックの製品は、エゾウコギの根皮を原料として、さまざまな方法でそのエキスを抽出し、それをいろいろと加工したものです。しかし根を利用するということはその株を掘り返すしかありません。それでは資源が枯渇してしまいますから、北海道では一般に茎を使うようにしているのが現状です。根を使わないものは邪道であるという意見もあるようですが、根と茎には含有量こそ違いますが、同じ成分が含まれており成分の調整をすればいいことなので、茎を使ってもなんら問題はないのです。右の表はエゾウコギの部位別成分比較表です。
エゾウコギ根皮と茎に含まれ、さまざまな生理活性を示す成分はフェノール性化合物のイソフラキシジン、エレウテロサイドB(シリンギン)、エレウテロサイドB1(イソフラキシジン、モノグルコサイド)、エレウテロサイドE(シリンガレジノール・ジグルコサイド)、シリンガレジノール・モノグルコサイド、ピノレジノール・ジグルコサイド、ピノレジノール・モノグルコサイド、メジオレジノール・ジグルコサイド、クロロゲン酸、2,6-ジュメトキシベンゾキノン、セサミン、サビニンなど多岐にわたります。
エゾウコギは生命力の強い植物ですが栽培するのは容易ではなく、一部を除くほとんどの製品の原料は、中国やロシアに自生しているものを使っています。
広大なエゾウコギ生育地を持つ中国やロシアでさえ近年は、資源保護と有効利用の意味で茎も使うようになってきました。
また近年、根に含まれない13種類の新活性成分を含む総サポニンが葉に含まれることがわかり、用途によっては根より葉のほうが有効な場合があることもわかってきています。
日本では食品が主ですが、外国にはエゾウコギ製品の変わり種がいろいろあります。ロシアでは歯磨き、イタリアではエゾウコギの皮膚に対する美容効果も検討されており、エゾウコギクリームの製品開発がなされています。
大切なのは商品の選び方どれだけ原料を使っているのか
さて、このエゾウコギを日本の厚生省(現厚生労働省)薬務局長通達「無承認無認可医薬品の指導取締りについて」の別紙「医薬品に関する基準」では、Iの1の(1)(b)という分類にエゾウコギを明記しています。
この分類は医薬的な効果効能を標ぼうしたり、形状および用法容量が医薬的であったりしないかぎりは薬事法の規制対象外であることを意味します。簡単にいえば、「○○に効くとか」「○○がなおる」とか「一日3回食後に飲む」とかという、薬と間違えそうな表記や形状でなければ、一般の食品と見なすということです。
これは、医者の診断など必要なく、入手したい場合は食品を買うのと同じように買うことができる、ということですから福音です。エゾウコギを原料とした製品は現在いろいろなメーカーから発売されており、一般には薬局や健康食品を扱っている店舗などで入手するのがもっとも手軽な方法です。
エゾウコギ商品は、飲みやすく調整されたボトルに入ったエキスドリンク、エキスの錠剤、顆粒。エゾウコギを乾燥させ細かく砕いたパウダー、エゾウコギの葉を使ったティーバッグなどさまざまな製品があります。
ただ、気をつけていただきたいのは、購入の場合飲みやすさやブランド名で選ぶのではなく、成分の中のエキスの含有量が多い製品を選ぶようにしてください。どのような素材も同じですが、せっかく飲んでも、効果がないのではもったいないですから。
ディデアンについて、ご理解いただきたい内容をランダムに紹介しています。
本コメントの最後にはエゾウコギの説明が入っています。エゾウコギについて正しい情報が必要な方はご覧ください。薬事法により、商品の中に入れることが出来ないので、ご挨拶の最後に入れることにしました。
33年前、中国でエゾウコギという単味漢方薬エキスに出会い、勧められるまま、そのエキスをお湯にスプーン1杯溶いて、朝のお茶がわりに10日間ほど飲んだだけで、20年間悩まされてきたアレルギーが治った経験をきっかけに、口に入れる物の大切さを知りました。
その後、雑誌の取材の仕事をする中で、ある詩人から聞いた、「食事は料理人の“気”を食すもの」という言葉に感銘を受けました。そして、食は単なる栄養摂取ではなく、食材には自然の命とともに生産者の“気”が、料理には作り手の“気”が宿る。
そのエネルギーが口にする者の体を元気に、心を豊かにし、幸福感を生みだす、という事に気がつきました。
その後10年間、料理人の“気”の取材をしつつ薬膳の勉強を進め、2000年、薬膳カフェレストラン「ディデアン」を東京・門前仲町に開店。2017年に、インドの伝承医学アーユルヴェーダを意識したカフェを東京・蒲田で始めました。どちらも、化学調味料や加工品を使わず、昔から伝承されてきた食をメニューとし、体に効く食の提供を目指しました。
手料理の提供を二十数年間やってつくづく感じるのは、食の難しさです。伝承食には、見えない部分の手間が多くかかり、精神力と体力が伴わなければやり通せない作業の連続です。
考えてみると、そのような食が当たり前に受け継がれてきたのですから、家族を思って毎日ご飯を作ってくれたお母さんたちの愛情には感謝するばかりです。
忙しさに追われる現代、いくら家族を愛していても、各家庭でそれと同じことをするのは至難の業。
このサイトは、大事に思う伝統的な食、健康を気遣う食べ物を気軽に召し上がっていただければ、という思いで立ち上げました。
最初は旗艦的食材、エゾウコギ、ケフィア、愛玉子、ヤンロン茶、名古屋コーチン スープブロス、アーユルヴェーダスープ・ラッサムなどの販売から始めますが、次の段階には、Zoomを使ったお料理紹介や、アーユルヴェーダの勉強も、ツクツクならではのWEBチケットというシステムを活用して、開始したいと思っています。
食はお腹を満たすだけでなく、また体を丈夫にするだけでなく、たくさんの楽しみや喜びが詰まっている素晴らしい文化です。
皆様と一緒に、価値ある食情報を共有しアンチエイジングに役立てていただくことが出来れば、こんなうれしい事はありません。
スリランカの愛すべきパートナー ギハン・ブラッシンハラゲ を紹介します。
数年前、私たちは生涯のパートナーに出会うことができました。
スリランカ人の大学生、ギハン・ブラッシンハラゲは、ディデアンのラッサムスープにはまって通ってくれるようになり、毎日会っているうちにお不動様のお引き合わせと信じて疑わないほどの親しい関係になりました。彼が私たちの家族として日本に来日してくれることを祈りつつ、本サイトでも彼の料理やスリランカ情報を発信していきたいと思います。
私たちの周囲にはたくさんのネガティブな事象があり、明るい気持ちを維持し続けるのが難しい事もあります。でも、そんな時でも、知恵を絞って、人の役に立ち、自分が笑顔になれる方法を模索していきたいと思います 。
ディデアンのこと、気になる点などございましたら、お気軽にご連絡ください。
ディデアンオーナー 山本水絵
以下が、エゾウコギの説明です。
「野生のパワーが体に効くエゾウコギ とはどんな植物?」
出典:エゾウコギの超力(毎日新聞社)監修:西部三省/チェ・フォンチン (抜粋)
古くから極寒の地で親しまれてきたエゾウコギ
エゾウコギという名は日本名で、ロシアではエレウテロコック、中国名は、刺五加(しごか)。刺(とげ)のある五加(うこぎ)という意味です。
エゾウコギの幹や枝には刺がたくさんあります。それも斜め下に向かって生えた鋭い刺なので、鳥やヘビなどもこの木には近づけず、「鳥トマラズ」とか「蛇ノボラズ」という異名さえ持つほどです。幹や枝は灰色がかかった茶で、枝からのびる長い葉柄には5枚の葉を持ち、夏には小さな花をつけ、9月ころには黒い実をつけます。しかし、種子から増殖するよりも、ほとんどの場合は地下を一定の深さへ横に這う地下茎により増えていきます。
アイヌの人たちは、昔からエゾウコギを神聖な植物として珍重してきました。鋭い刺のある枝を入り口につるして、悪霊をとおざけるまじないのようにも使っていたそうです。薬効にも気がついており、強精・強壮以外にも神経痛や関節炎、淋病の治療にも使っていたという記録が残っています。
しかし、明治以降の北海道開拓民にとってこの植物は、単なるやっかいものでした。土地を切り開く時、刺のある茎や地下をはりめぐる根は駆除しにくく、取り除いたと思っても、地下茎が残っていればまた芽を出してくるのですから嫌われたのもわかる気がします。
エゾウコギの何が効くのか 含有成分
もともと、中国の刺五加やロシアのエレウテロコックの製品は、エゾウコギの根皮を原料として、さまざまな方法でそのエキスを抽出し、それをいろいろと加工したものです。しかし根を利用するということはその株を掘り返すしかありません。それでは資源が枯渇してしまいますから、北海道では一般に茎を使うようにしているのが現状です。根を使わないものは邪道であるという意見もあるようですが、根と茎には含有量こそ違いますが、同じ成分が含まれており成分の調整をすればいいことなので、茎を使ってもなんら問題はないのです。右の表はエゾウコギの部位別成分比較表です。
エゾウコギ根皮と茎に含まれ、さまざまな生理活性を示す成分はフェノール性化合物のイソフラキシジン、エレウテロサイドB(シリンギン)、エレウテロサイドB1(イソフラキシジン、モノグルコサイド)、エレウテロサイドE(シリンガレジノール・ジグルコサイド)、シリンガレジノール・モノグルコサイド、ピノレジノール・ジグルコサイド、ピノレジノール・モノグルコサイド、メジオレジノール・ジグルコサイド、クロロゲン酸、2,6-ジュメトキシベンゾキノン、セサミン、サビニンなど多岐にわたります。
エゾウコギは生命力の強い植物ですが栽培するのは容易ではなく、一部を除くほとんどの製品の原料は、中国やロシアに自生しているものを使っています。
広大なエゾウコギ生育地を持つ中国やロシアでさえ近年は、資源保護と有効利用の意味で茎も使うようになってきました。
また近年、根に含まれない13種類の新活性成分を含む総サポニンが葉に含まれることがわかり、用途によっては根より葉のほうが有効な場合があることもわかってきています。
日本では食品が主ですが、外国にはエゾウコギ製品の変わり種がいろいろあります。ロシアでは歯磨き、イタリアではエゾウコギの皮膚に対する美容効果も検討されており、エゾウコギクリームの製品開発がなされています。
大切なのは商品の選び方どれだけ原料を使っているのか
さて、このエゾウコギを日本の厚生省(現厚生労働省)薬務局長通達「無承認無認可医薬品の指導取締りについて」の別紙「医薬品に関する基準」では、Iの1の(1)(b)という分類にエゾウコギを明記しています。
この分類は医薬的な効果効能を標ぼうしたり、形状および用法容量が医薬的であったりしないかぎりは薬事法の規制対象外であることを意味します。簡単にいえば、「○○に効くとか」「○○がなおる」とか「一日3回食後に飲む」とかという、薬と間違えそうな表記や形状でなければ、一般の食品と見なすということです。
これは、医者の診断など必要なく、入手したい場合は食品を買うのと同じように買うことができる、ということですから福音です。エゾウコギを原料とした製品は現在いろいろなメーカーから発売されており、一般には薬局や健康食品を扱っている店舗などで入手するのがもっとも手軽な方法です。
エゾウコギ商品は、飲みやすく調整されたボトルに入ったエキスドリンク、エキスの錠剤、顆粒。エゾウコギを乾燥させ細かく砕いたパウダー、エゾウコギの葉を使ったティーバッグなどさまざまな製品があります。
ただ、気をつけていただきたいのは、購入の場合飲みやすさやブランド名で選ぶのではなく、成分の中のエキスの含有量が多い製品を選ぶようにしてください。どのような素材も同じですが、せっかく飲んでも、効果がないのではもったいないですから。