ANALOG CRAFT CHOCOLATE(アナログクラフトチョコレート)

わたしたちについて

元々チョコレートの作業が苦手だったパティシエが Bean to Bar のチョコレート専門店をオープンさせた?!✨

わたくしはパティシエとして16年の経験がありますが、元々はチョコレートの作業が苦手でした。
修行先では冬場だけチョコレートの商品を販売しており、シェフや先輩たちの見よう見まねで仕事に取り組んでいましたが失敗することも多く、チョコレートの仕事がイヤでした。
このままではいけないと、チョコレートについて勉強していくうちに カカオ豆の焙煎から手作りでチョコレートを製造するお店があることを知り、色々なお店に食べに行ったり、オーナーさんに話しを聞きに行ったりする中で、どんどんチョコレートに のめり込んでいきました。

パティシエ時代にも様々なチョコレートに触れる機会がありましたが、カカオの産地や品種、栽培方法、発酵方法によって こんなにも味や香りが違うのかと衝撃を受けました。

徐々に自分もパティシエの経験を活かして自分らしいチョコレートを表現してみたいと思い、独立への気持ちが強まって行きました。

独立する前にカカオの生産地にも興味を持ち、カカオ農家さんたちが どのようにして、どのような想いでカカオを栽培しているのかを自分の目で見ておきたかったので、いつも良く相談に のっていただいていたチョコレート専門店に しつこく頼み込んでベトナムのカカオ農家さんを紹介していただきました。
(ちょっと 大げさに言うと)この時は、勢いと好奇心だけで、気付けば一人でベトナムのカカオ農園を訪れていました。



【カカオ農家さんの想いを届けるチョコレート】

2018年5月にベトナムのカカオ農園を訪れ、3日間 寝泊りさせていただき、カカオ農家さんの悩みや苦労、今後 取り組んでみたい事や将来の夢などを聞くことができました。

会話の中で一番 印象に残ったことは、自分がカカオ農家さんに 今 欲しい物や求めている物はあるのかを尋ねると
カカオ農家さんは「これ以上求めるものはない、自分の仕事に誇りを持っているし、このまま家族仲良く暮らして行ければ、これ以上の幸せはない。」

この言葉を聞いた時に感銘を受け、3日間お世話になった感謝の気持ちと恩返しの気持ちも込めて、ここの農家さんからカカオ豆を仕入れることを決めました。
(もちろんカカオ豆が フルーティーな酸味が特徴的で味も品質も素晴らしく個性的だった事も決め手となりました。)

自分が行った農村地域では裕福な生活をしている人は、ほぼいませんでしたが、皆さん よく挨拶をし、笑顔で話しかけられることもあり、毎日 楽しそうで、幸福度が高いなと感じました。

折角つながった ご縁なので自分の仕事を通してベトナムの人達と一緒に お仕事ができればと思っています。

将来ベトナムに自社のカカオ農園を持ちたいという夢に向けて着々と準備を進めています。

毎週 九州大学のベトナムの留学生にベトナム語を教えてもらっており、夢の実現に向けて一歩づつ近づいているような気がしています・・・。


また店名のANALOG(アナログ)には繰り返す・継続する、 CRAFT(クラフト)は手作りの意味があり、一つ一つ丁寧に作られたお菓子を通して、カカオ農家さんを継続的に支援していくという想いが込められています。

*只今のところ、アナログ クラフト チョコレートではカカオの生産者の顔が分かっている単一のカカオ農家さんからのみ カカオ豆を仕入れています。
(顔が見えることでこちらの要望を聞いて下さり、質の良いカカオ豆の生産、研究につながると考えております。)


【生産者】
✨ベトナム産カカオ豆:ビンフォック農園のトウンさん

✨エルサルバドル産カカオ豆:サンタエレナ農園のフェルナンド リマさん



[Instagram]
https://www.instagram.com/fukuoka_chocolate/

[Facebook]
https://www.facebook.com/Analog-Craft-Chocolate-638333209978187/

[YouTube]
https://youtu.be/1sDRtcW-l9Y
撮影していただきました。

カカオ豆からチョコレート製品ができるまでの工程

製造方法はBean to Bar(ビーントゥバー)を取り入れ、

焙煎からチョコレートにするまで全ての工程を店内で行っております。

アナログクラフトチョコレートカカオアナログクラフトチョコレート福岡県糸島市アナログクラフトチョコレート福岡県糸島市