傾斜地の防草対策専門店

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おじいちゃんが傾斜地の草刈りするの、もうやめにしてあげませんか?
農地にある傾斜地を畦畔(けいはん=作物を植える場所ではない傾斜地(法面))といいます。
畦畔の草刈りがなぜ大変か?知ってますか。

1.足場が悪く、身体的負荷が大きい。
2.地盤が弱く、ぬかるみがあると滑りやすく、転んだり、関節を痛めたりする危険がある。
3.マムシなど有害小動物が潜んでいるおそれがある。

あらゆる仕事の中で、最もキツイ仕事といっても過言ではありません。畦畔はもともと地盤が弱いため、根を枯らす除草剤は敬遠されるため、刈払機でやるしかないと思われています。ラジコン草刈りマシンは高価なので持っている人は少なく、また草は年間:3〜4回、刈るのが通常とされています。

しかも、1円にもなりません。
農業の付帯業務です。農地を持ったらこの畦畔の草刈りがあなたを農地に縛り付けます。
草刈りをしないでいると、近隣がプレッシャーをかけてきます。誰かに頼もうにも、やってくれる人も減ってきています。

私は、この報われない労苦を、早い段階で止めるべきだと考えるに至りました。
草を刈れば、また生えます。夏なら1週間でもとの高さまで戻ります。
対症療法ではキリがありません。草が生えてこない仕組み(根本治療)を施すことです。
ですが、今までの方法は以下の問題点がありました。

・防草シート:紫外線でシートが劣化し、シートが破損する。風でめくれる。
・生コン、真砂土など建築用資材:経済的な負担が大きい。
・グランド・カバープランツ:活着が順調にいく保証はない。手間と時間がかかる。

私が悩み続けた中で考え着いた方法は、鉄鋼スラグを敷設するという解決策でした。

鉄鋼スラグは鉄鉱石、石炭、石灰石を高炉に投入し、重度の高い鉄(Fe)を採りだした後に残る端材であり、鉄を豆腐にたとえるなら、おからに該当するもので、主な成分は「鉄」「シリカ」「アルミニウム」「カルシウム」です。
地球「鉄の惑星」といわれ、地球の構成元素の1/3は鉄といわれています(東京大学総合研究博物館)。鉄を含む鉄鋼スラグの成分は、特に海に栄養が足りていないといわれ、近年藻場が減少しているといわれている海において、その改善策として用いられています。
全国の至るところで、鉄鋼スラグを海に沈め、藻場再生が図られていると発表されています。
私の住む、千葉県鋸南町営の保田(ほた)漁港も、この取組みを行っています。
「保田漁港におけるブルーカーボン創出実証事業に関する協定」
https://www.pref.chiba.lg.jp/ontai/press/2025/bluecarbon-kyotei.html

弊社の行う、傾斜地に鉄鋼スラグ資材などを敷設する方法により、傾斜地の恒久的防草と地盤強化が同時に得られます。ですが、傾斜地に鉄鋼スラグを敷設するのは難しいと言われていました。理由は転圧を斜めにかけるのが重力の方向性と違うため、難しいという理由でした(大手製鉄会社)。

弊社は、この課題を解決すべく、千葉県の実証プロジェクトの採択を受け、研究開発を行ってまいりました。傾斜地の硬度と、隣接圃場への影響(悪影響が無いか?)、また農地関連法規についても農水省に確認を行うなど、調査をすすめてまいりました。

その上で、社会に対し、実装させても良いレベルまで認識しましたので、ここで周知をさせていただく運びとなりました。