ABOUT US

私達について

陶芸家・吉田明(1948年〜2008年)

吉田明、最大の特徴は、独立独歩。自立の陶芸家であったことである。
土であろうが、釉であろうが、窯であろうが、七輪陶芸から始まることであろうが、すべてを自ら考え実践してきた。

吉田明は、縄文土器の制作工程を追いかけたように、常に初源へ、初源へと遡ろうとしていた。
初源に遡ること、それはまさに現在の思想の課題であり、表現の課題である。
つまり吉田明は、やきものという表現の王道と歩んでいたのだった。

独立独歩。すべて自力で、をモットーに窯場の造成、開拓、築窯とやきものの原点を見つめ朝鮮古陶、古窯を踏査、研究、陶片を師として、地元の鉄分の多い土をブレンドオリジナルな土合わせで、多彩な技法と発想で作陶。

画期的なやきものづくりとして「七輪陶芸」「ミニ窯」「紙窯」「室内縄文陶芸」「十分陶芸」などを考察。

炎が作り出すやきものに、思いを込めて。

型にはまらない自由な発想で。
豪快にして繊細。
使うたびに心が潤う。
使う程に味わいが深まる。

吉田明作品館〜やきもの語り〜
新潟県十日町市坪山210-1
TEL:0257617588
Mail:yakimono.yoshida@gmail.com