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2022/12/10

【お正月はなぜ紅白？】

あと２０日で２０２２年も終わり、お正月を迎えます。

お正月には縁起を担いで、松竹梅や紅白の和菓子が選ばれますが、どうして紅白が選ばれるのでしょう？

お正月だけでなく、結婚式や、運動会、大晦日の紅白歌合戦なんかにもつかわれますね。

赤と白の２色の組み合わせは伝統的に、祝い事で使われる色ですが、対抗する２組の組み合わせにも使われます。

そのルーツはなんと源平合戦で、敵味方の区別のために、平家が赤、源氏が白の旗を用いたのだそうです。

　ところで、紅白がおめでたい色になった由来は実は諸説あり、はっきりしていないのです。

赤飯が由来するといった説もあります。つまり、おめでたい日に赤飯を焚き、お餅をつくことから、赤飯の赤と餅の白から由来したいうわけですね。

また、花嫁衣裳から由来したとも。赤ふき（裏地が赤い）の白無垢は、江戸時代に登場し、白は純潔を、赤は情熱や決意を表し、嫁ぎ先で一生懸命お仕えするといった意味があります。

そして、人の一生をあらわすのだとも。赤は赤ちゃん、白は死装束と考え人の生き死にを意味するので人生そのものを表すというわけです。

紅白は日本の国旗の色にもなっているので、由来は忘れ去られても、おめでたいときに使う習慣は未来永劫なくなりそうにないですね。

―　―　　お正月のその前に　―　―　

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