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vol.5【フライパンは絆を作る②】

フライパンは絆をつくる、第2話。

今日は、フライパンの使用目的までたどりつけるだろうか😆




元旦那の逸話はたくさんあって、


どこにいって話しても、

「彼の場合はちょっと違うから」って言われる(笑)



とにかくすごいすごいすんごいマイペースと言ったらいいのか。


私はそのマイペースさに、

「嫌だ」をぶつけることもなく、

 怒ることもなく、

「悲しい」とか「さみしい」と伝えることもなく、


何なら

「彼のやりたいことを邪魔しちゃう私っていない方がいいんじゃないか」


イライラをぶつけた日には


「私、こんなことでイライラして、最近イライラしてばっかで

 家事も育児もまともにこなせなくて、

 相手も仕事がんばってくれてるのに責めちゃって、

 なんてダメな人間なんだ」


という思考回路まで持ってた。




何でも我慢して、相手優先。

「さとこは神か仏か。」ってママ友たちから言われてた。

違う、そんなじゃなくて。



なんでも許してるんじゃなくて、

全部我慢して押し殺して

にこにこ平気なふりして、受け入れてる風だっただけで、

中にはぐちゃぐちゃどろどろしてることにも

気づかない重症だっただけなんだよな。



積もり積もった

大量のぐちゃぐちゃどろどろは限界を超えて

溢れ出す時が来た。



話し合いをしたくても、どっかいっちゃうから話せなかった元旦那。

私もよどんでるし、めんどくさいのもわかるけど

自分の想いも言わない、話も聴かない、

話すらできないのはもう耐えられなかった。



その日も話そうとしても

話の途中から歯磨きし始めて寝に行っちゃった。


もう限界だ。



そんな
私の気持ちの出しどころは紙の上だった。


私は涙でぼったぼった紙がぬれてにじんでいく字を見ながら

元旦那に対する悪口、罵詈雑言書きなぐった。



自分のイライラを紙に書いてちぎって破り捨てる、

それは自分のイライラ対処法としてやっていたことではあったけど、


その日はそれじゃ治まる気がしない。



私はキッチンに行って、塩を手にした。

小分けしてる入れ物じゃなくて、

700グラム入ってる大きい袋に入ってる方の塩。



波動塩という塩もあったけど、

元旦那へのイライラを書いた紙に、

自分が食べるつもりもないのに、

その高価な塩を使うのはしゃくにさわる。


私が握った塩は

「赤穂の天塩」。


「おいしい塩は ほんのり甘い」って書いてあった。


「自然をこの手に」って書いてあった。


おいしくも甘くもないわ!!って

塩にさえも怒りを感じながら



元旦那への罵詈雑言を書いた紙に

塩をぶちまけた。

ふりかけるんでなくて、

ぶちまけてたな(笑)


ひとつまみじゃなくて、

わしづかみの塩(笑)



ぶちまけた塩をできるだけ紙に包み込んで

(なぜかここの動作だけ妙に丁寧だった)😆


私はガスコンロに手を伸ばしました。


チチチチチチチ・・・・・・・・



長くなっちゃうから、今日はこの辺で。



訳わからないこのメルマガをここまで読んでくださってる

あなたこそが私にとっては神さまです✨


いつも本当にありがとうございます💕


今日もステキな一日を💕

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