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食が危ない!「添加物大国」日本 〜甘味料編①〜【東洋医学の智恵袋 vol.71】

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今回から、
甘味料のお話をしようと思います。

スイーツ男子を自称する僕としては
避けては通れない話題です。

「甘い」と「うまい」は
語感がとても似ていますね。

疲れたときに食べる甘味は、
幸福感を与えてくれます。

その一方で、「甘いもの」は
ダイエットの大敵。

そして、人工甘味料は
健康への害が心配されます。

幸福感と危険性、
ともに持ち合わせているのが
甘味料ということです。

ですから、
甘味料を正しく理解し、
上手に摂取することが
大切になってきます。

これから、そんなお話を
していこうと思います。


◆甘味料の種類

古来より甘味料の中心となっていたのは
もちろん砂糖です。

今では、様々な甘味料が開発され、
食品に使用されています。

ここで、その甘味料の全体像を
ご紹介したいと思います。

現在使用されている甘味料は、
大きく「糖質系甘味料」と
「非糖質系甘味料」の2種類に
分類されます。

それ以下の細かい分類は、
次のとおりです。

1、糖質系甘味料
①砂糖
 上白糖・グラニュー糖・黒糖
 きび砂糖・氷砂糖など
②でん粉由来の糖
 ブドウ糖・麦芽糖・果糖・水飴など
③その他の糖
 フラクトオリゴ糖・ガラクトオリゴ糖
 大豆オリゴ糖・乳糖など
④糖アルコール
 還元水飴・キシリトール
 エリスリトールなど

2、非糖質系甘味料
①天然甘味料
 ステビア・甘草(グリチルリチン)
 羅漢果
②人工甘味料(合成甘味料)
 サッカリン・アスパルテーム
 アセスルファムK・スクラロースなど

これらのうち、「人工甘味料」は
化学的に合成されて造られたもので
自然界には存在しない糖質です。

そして、
高血糖になりにくいものや、
低カロリーのものなど
それぞれに特徴があり
砂糖の替わりに
様々な食品に使用されています。


◆人工甘味料

人工甘味料が、他の甘味料と
大きく違う点は、
カロリー0なのにもかかわらず
甘さが砂糖の数百倍あるということです。

中には甘さ数万倍という
人工甘味料もあります。

それだけの甘さがあるため
少量で味付けができ、
カロリーを抑えた砂糖の代替品として
様々な食品に使われています。

例えば、清涼飲料水やガム、
スティックコーヒー、菓子パン、
アイスクリームなどです。

そして、意外にも
醤油にも使われることがあります。

甘い醤油が好まれる地域では
サッカリンの甘さが
地場の醤油の味として
根付いているようです。

少量で甘さを感じ、
しかも低カロリー。

メーカーにとっては、
低コストで製造できますし、
消費者にとっては
カロリーや血糖値を気にせずに
甘いものを食べられます。

どちらにも
メリットがありますね。

しかし、そのメリットこそが
人工甘味料に対する安全性への不安に
繋がっているとも言えるのです。

言い換えれば、
「諸刃の剣」になるということです。

その2に続きます。

誠真堂鍼灸院
東 洋史


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