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食が危ない!「添加物大国」日本 〜総論①〜【東洋医学の智恵袋 vol.68】

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今回から、私たちが毎日食べる
飲食物の危険性について
お話ししていこうと思います。

前回までは、
日本食の素晴らしさについて
ご紹介してきました。

日本食、本当に素晴らしいですね。

知れば知るほど先人の智慧に感嘆し、
日本人として生まれてきたことを
誇りに思います。

しかし、今、
私たちの食卓に並ぶ食べ物が
実は農薬や食品添加物で
汚染されているとしたら、
どう思うでしょうか…


◆日本だけ緩和される残留農薬基準

日本の食の安全性は
世界最高水準という「安全神話」を
信じていらっしゃる方も
多いと思います。

私自身、数年前までは
その神話を信じて疑いませんでした。

しかし、現実は
全く異なるものであることに気づき
愕然としました。

例えば、「残留農薬基準」は
世界各国で規制が強化される中、
日本のみが次々と
基準を緩和しています。

「残留農薬」とは、農薬を使用した結果
収穫後の農作物に残った農薬のことです。

農薬は、
農作物を病害虫や雑草などから
守るために散布されますが、
収穫時に農作物から
消えてしまうわけではありません。

農作物に付着した農薬は収穫後も残り、
これが人の口に入ったり、
家畜の飼料として利用され、
ミルクや食肉として人の口に入る
危険性があるのです。

この「残留農薬」が
人に害を及ぼすことがないように
食品衛生法において
食品に残留する農薬量の限度を
「安全な基準」として定めています。

これが「残留農薬基準」です。

この基準を超えるような農薬が
残留している農産物は
販売禁止等の措置が取られます。

しかし、この「安全な基準」が
私たちが知らないうちに
次々と緩和されているのです。

要するに、
農作物に以前よりも多い
残留農薬量が付着していても
基準の緩和により
法的に「安全な食品」とされ
市場に流通している、
ということです。

そのため、たくさんの農薬を
知らずに食品から摂り入れてしまう
危険性がとても高くなっています。

日本の食の「安全神話」は、
どこに行ってしまったのでしょう…。


◆「食品添加物大国」日本

さらに、食品添加物に関しては
日本で使用が許可されているものは
なんと1500種類以上に及びます。

この数は、
安全基準が法で定められている
先進国の中でも突出して
多くなっています。

例えば、「生活習慣病大国」の
イメージがあるアメリカで
許可されている添加物は
133種類です。

つまり、
アメリカの10倍以上の添加物が
日本では使用されていると
いうことになります。

以前、このメルマガで
アメリカのガン患者数は減っているのに
日本はいまだに右肩上がりだと
お話ししたことがあります。

私たちの身体を作っているのは、
毎日摂り入れる飲食物ですから
ガン患者数の増加との関連性を
疑ってしまいますね…。

その2に続きます。


誠真堂鍼灸院
東 洋史


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