売上はもちろんですが、仕入、人件費、広告費や家賃などの販管費、これらは意外とコントロールがしやすく、開業して少し経てば経営者も扱いがわかってきます。

難しいのが「社会保険」「借入金」「税金」のバランス、コントロールです。

社会保険料の未払金は仲間を引き連れて創業して社会保険に入れてあげて...支払方もわからないまま「あっ」という間に数百万になります。

借入金の返済は経費にならないので、所得税住民税率が50%くらいの方であれば返済額のおよそ倍くらいは稼がないと理論上はお金が足りないはずなんです。

また、所得税住民税法人税などの所得に課される税金は経費にならないので、納付するにはそれだけの納税資金（上述のように納税額の倍くらいの利益）がいります。

これらを踏まえると、個々人や会社が使えるお金は意外とそんなに大きいものではないのですが、それ以上に使ってしまって翌年が大変というのが大半の経営者になります（私もでした）。

これらの資金繰りの罠に気をつけないと、開業してから3-５年はなかなか厳しい戦いが続きます。

これらの理論について上記の内容ではもちろんよくわからないと思いますので、理解を深めたい方はまたご相談ください。