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ながおさ接骨院『高齢者に多い転倒での骨折⑤』

第21回メルマガ配信は!!

『高齢者に多い転倒での骨折⑤』です!

★★骨折は介護が必要になる原因の第4位です★★

1位ーー脳卒中(18.5%)
2位ーー認知症(15.8%)
3位ーー高齢による衰弱(13.4%)
4位ーー転倒・骨折(11.8%)



今回は、

★大腿骨頚部骨折★

です!




【 原因 】
高齢者、特に女性に多く、骨粗鬆症などで骨がもろい状態で起こりやすくなります。
また、この骨折の95%は転倒により起こります。日本では年間約10万人の人が受傷しており、高齢化が進むにつれて今後も増えていくことが予想されます。
転倒によることが多いといっても、若い人では起こりえないような軽い力(つまずく、ベッドから落ちるなど)でおこることがほとんどです。




【 症状 】
典型的には骨折した直後から脚の付け根の痛みと腫れがあり、歩くことができなくなります。
 内側骨折よりも外側骨折の方が症状は激しく、外側骨折では骨折したところからかなり出血するため、早期に適切な処置を行わないと貧血が進んで危険な状態になることもあります。
 骨折のタイプや程度によっては骨折直後は痛くなかったり、立ち上がったり歩いたりできてしまう場合があります。また脚の付け根ではなく膝が痛くなることもあります。痴呆のある方の場合にはしばらく気づかれないこともあるので注意が必要です。




【 治療 】
1.手術療法
手術は、CHS固定術、PFN固定術、人工骨頭置換術などがありますが、どの手術にするかは骨折のタイプによります。

2.保存療法
● 内側骨折で骨のずれがほとんどなく、比較的若い人の場合は骨がつく可能性が高く、数ヶ月間寝たきりでいてもそれほど大きな問題が起きない場合です。
ただし内側骨折は骨折部の血流が悪いために骨がくっつかないまま偽関節になったり、折れた骨が壊死したりする可能性があります。

●全身状態が悪い場合
手術や麻酔というのは体にかなり負担がかかります。全身状態が悪いため、寝たきりでいる危険性より手術をする危険性の方が高いと判断される場合には保存療法を選択します。
手術しない場合でも数ヶ月安静にしていると痛みは落ち着いてきます。
内側骨折の場合、基本的に骨がくっつくことはありません。
したがって足に体重をかけることはできませんが、あまり痛みなく車椅子に座っていることは可能です。
場合によっては良い方の足に体重をかけて立つことができることもあります。痛みが落ち着き次第できるだけ早く車椅子に移って寝たきりを防ぐことが重要です。
外側骨折の場合、安静を保っていれば骨はくっつきます。通常3~4週間程度で多少動かしても骨がずれなくなり、2~3ヶ月程度で体重をかけて歩く練習を開始します。
ただ、かつては、こうした保存療法を選択せざるを得ない場合が多く、その結果、多くの高齢者が寝たきりとなっていました。





※大腿骨頚部骨折は寝たきりになる可能性の高い骨折です(TдT)
やはり転倒予防が大切です!



【 骨を強くするには 】
※ カルシウムを摂取し!
※ 日光に当たり!
※ 運動をしましょう!



高齢者の転倒で多い骨折

●上腕骨外科頚骨折

●胸腰椎圧迫骨折

●橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)

●大腿骨頚部骨折




さて、次回は、

【ケアマネジャーの接骨院院長が伝える!杖の正しい使い方】

です!!



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配信元
永長株式会社・ながおさ接骨院
代表取締役・院長  永長雄一郎

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