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視覚障碍者はどのように写真を撮っているのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.32━2023.07.03━
「オトラボの愉快な投稿」 運営会社:一社)ミュージックサークルLABO
Webサイト:https://musiccirclelabo202.wixsite.com/home/otolabo
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お久しぶりです。
利用者のHです。
今回はふだんHがどのように趣味の写真を撮っているのかを紹介します。
今回は少し重い内容かもしれませんがよろしくお願いします。
まずHの見え方は(弱視)です。
簡単に言うと少しだけ見える状態です。
そんなHは鉄道の写真を撮るのが好きでよく鉄道を撮りに出かけます。
ではどうやってHは写真を撮っているのでしょう。
それはスマホやカメラのアシスト機能を駆使して撮っているのです。
とくにiPhoneは優秀です。
ボイスオーバーという読み上げ機能があればいろいろと教えてくれます。
例えばカメラが傾いたら振動と音声で教えてくれます。
最近は顔認識が追加されてカメラに人の顔が写ると振動で教えてくれます。
ただ欠点があって動画撮影中に読み上げの音声が入ってしまいます。
なので自分は読み上げをオフにして撮影しています。
iPhoneのカメラの小技でなんと音量ボタンで写真が撮れます。
画面の撮影ボタンをおしてもとれますが少しぶれたりするので音量ボタンでシャッターをきる方がきれいに撮れたりします。
ぜひ試してみてください。
ほかにはデジカメで撮ります。
デジカメは補助機能のようなものは少ないですが、最近すごいものを手に入れました。
それは網膜に直接映像信号を送る「網膜投影ユニット」と言うものです。
カメラにユニットを接続してユニットのレンズを覗くと見えやすくなるというものです。
個人的にはフィルムカメラで撮ってる感覚に近いと思います。
それなら本物のフィルムカメラで撮った方が楽しいのでこれはそんなに使わなかったりします(笑)。
最後に紹介するのは白杖を一脚代わりに使うというHが編み出した裏技です。
これは白杖の上にスマホやカメラを置いて撮るとブレが少なくきれいに撮れます。
ですが安定しないので手で押さえる必要があります。
デジカメのような三脚用の孔があれば白杖の紐が入ったりしますが固定はできないので上から手で押さえる必要があります。
今回は弱視のHがふだんどのように写真を撮っているのかを紹介しました。
皆さんもカメラを持って出かけてみては?
次回もお楽しみに。
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衣食住遊、いろいろそろったツクツクを
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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