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胸が痛い
序奏
その年は、自治会の組長をやったり神社のお世話係などで慌ただしい1年を過ごしました。
反面忙しい中でも嬉しい出来事も
春に娘の結婚式が執り行われた。
家族全員が東京の式場に出向き最高の幸せを噛みしめていた。
式が終わりホテルに戻るとドアの前で立っていられなくなり、体がしんどくなりしゃがみこんでしまった。
家内や娘はお父さん、式で浮かれて飲みすぎだと言うが、本人はあまり飲んだ記憶がない。
私は酒に弱く、缶ビール1本で顔が真っ赤になる。(後で医者は第一回目の発作と言ってた)
酒に弱い。
家内や娘が言うように自分で気がつかない程飲んだのかと思ってた。
とにかく息が苦しい、ベッドでよつん這いになったまましばらく苦しんだ。
次の日には元に戻っていたから、やはり飲みすぎたのだろうと…
9月末位から走ると胸が痛みだした。
歩く分には良いが走ると痛い。
心拍数が120を超えると痛い。
馬鹿だから、「心頭滅却すれば火もまた涼しい」でもっと走ってみた。
ますます痛い、苦しい。
過去にも痛くなったが気が付いたら治っていた、今回もほっとけば治るかなと思いほっといた。
12月、組の年末忘年会に出て、家に帰るとあの春と全く同じようによつん這いになって苦しんだ。(2回目の発作)
流石に家内もおかしいと思ったのだろう、病院に行こうと言ったが病院嫌いの私 行かないとダダをこね無視をした。
その日から毎日私の顔を見るたび家内が病院に行こうといい。
あまりのひっつこさ私も折れて行くことにして、主治医から近くの大病院を紹介してもらう
CTや心エコー検査等を行い診察室に入ると先生からそく手術を告げられる。
心筋梗塞だった。
糖尿病は心筋梗塞になりやすく、あと一歩のところまで
2箇所詰まりかかっていた。
行かなかったら間違いなく死んでたと思う。
家内にありがとう!
でもその時は糖尿病の影響で心筋梗塞になっているとは考えてなく、手術後は一時的には食事療法を真面目にしていたが、段々と
元に戻ってしまった。
相変わらず食事は気ままに、ご飯は流石に量は減ったが、丼ものだと二杯、カレーだがご飯もルーもおかわり。お好み焼きはW以
外は食ったことがない。チョコレートもお菓子もばんばんに食べてた。
もちろんA1cは上がったり下がったり(そんなに高くはない数値6.0から6.5を行ったり来たり)
今考えると薬の効果はすごい。!こんなことをして治るわけないよね。
そして次に新しい変化が体に現る、今度は目が爆発?