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◆秋に起こる体と心の変化とは?
おはようございます!!
心を磨く和の薬膳おもてなし料理教室 主宰 佐生美奈(minasaso)です。
今日は、秋に起こる体と心の変化について
お伝えします(^^)
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◆秋に起こる体と心の変化とは?
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東洋医学では、毎年8月8日ごろ(立秋)から始まり
11月6日頃(立冬の前日)までの約3か月間が
旧暦状の秋となります。
=秋の3つのキーワード=
・葉が枯れ落ちる
・寒暖差
・呼吸器の乾燥
秋は、寒暖差が大きい季節です。
秋の前半は、昼が夜より長い残暑の季節→暑さ対策
秋の後半は、夜が昼より長くなり晩秋の季節→寒さ対策
秋バテになりやすいため、体力の温存と
食事と睡眠をしっかりとることが大切です。
自然界では、夏に生い茂っていた木々の葉が
秋になると乾燥した空気に水分を奪われ
やがて枯れ葉となります。
自然と人間は一体なので
自然界と同じようなことが
私たちの体の中でも起こります。
葉が枯れ落ちる季節は、呼吸器が乾燥しやすい季節と言えます。
そのため、目・口・鼻が乾燥し、空咳や喘息などが起こりやすくなり
皮膚や髪の毛も乾燥しやすくなります。
こうした不調を予防するために
秋は、呼吸器を乾燥から守ることが大切です。
心の変化はどうでしょう?
秋は、太陽のエネルギーが降下するのに合わせて
木々の葉が落ちていくように
精神的にも落ち込みやすく、物悲しい気分になりやすい季節です。
読書の秋・芸術の秋といわれるように
繊細な感性を文学や芸術に向けると豊かな気持ちになれると思います。
◆秋の心と体の変化についてのまとめ◆
・葉が枯れ落ちる秋は、呼吸器が乾燥しやすい季節!!
・秋の前半は、暑さ対策、後半は、寒さ対策を心がける!!
・寒暖差が激しい秋分前後は、体力を温存し秋バテを予防する!!
来週は、秋の食養生についてお伝えします(^^)
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◆今週のおすすめ食材 さつまいも
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【さつまいもの主な効能】
・胃腸の働きを整える
・五臓を養う
・腸内環境を整え、便通を促す
五味:甘味
五性:平性
さつまいもは、胃腸を丈夫にし、五臓を肥やす救荒食