今回は
「将者智信仁勇厳也」
（将とは智・信・仁・勇・厳なり）です

勝利が確実かどうかを確認する基準として、『孫子』では５つ紹介しています。
道・天・地・将・法の５つです。

今回は４つ目の「将」を紹介します。

昔の「君主」が今の「経営者」なら、
昔の「将」とは今の「管理職」でしょうか。

つまり今の管理職を判断する基準として、「智・信・仁・勇・厳」があると『孫子』では示されています。
みなさんも周りにいる管理職、もしくはみなさん自身が管理職の場合、
「智・信・仁・勇・厳」は備わっていますか？

備わっているときには勝利することができ、
備わっていなければ敗北します。

勝利するためには、一度確認してみてはいかがでしょうか？


『孫子』とは・・・
『孫子』とは中国の春秋戦国時代（今から約2800〜2200年前）に著された兵書です。
『孫子』は兵書なので戦争について書かれていますが、本質は「人生論」、「組織論」、「社会論」です。
現代の著名な経営者が愛読する『孫子』の内容を、私なりの解釈でみなさんのお伝えしていきます。
読んだいただいたみなさんの心に、何か一つでも留まる言葉があればうれしいです。