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第11号目 無明

(苦しみの原因と治療法)
今日は、うまくコントロールできない、私たちの心を見ていきましょう。
人間には、煩悩が一〇八つあるとされています。そのうちの、三毒に①恨み(相手に直接に向けられない時に残る気持ち)②怒り(わかってもらえないという二次的感情)③貪欲(思い通りにしたい)という気持ちがあります。  
鬼に例えると①黒鬼②赤鬼③青鬼というところでしょうか。
執着心(愛憎)があり、ものごとの真理がわからないことを無明と言います。
お釈迦様が説かれた「真理がわからない心」でいると悩みがつきません。
例えば、自分の髪を失って嘆く⇨ いつまでもあると思う⇨諸行無常がわからない、次に、子どもに怒る⇨思い通りになると思う⇨一切皆苦がわからない、子どもは所有物でないから、思い通りにならないもの。
そして、他人の目が気になる(名誉欲)⇨周りが自分を気にしていると思う⇨自分が自分を気にしていることがわからない。けっこう自分が気にしているほど、他人はそれぞれに自分のことに忙しく、見ていないものです。 
正しく、現状を観察することが何より一番大切なのです。
ブッダの教えの中に、八正道があります。 
正見⇨ありのままに見る知恵の眼を養うこと。
これが、八つの中で一番大切な観察です、その上で洞察すること。
人間だから、生きる中でさまざまな業をつくっています。悩み、苦しみ、傷つき学んでいます。そしてその中で成長していくのです。

丹波市内でも瞑想会が定期的に開催されています。
参加された方同士が写鏡のように関連し学び合うことができ感動的です。
瞑想カウンセリングと合わせて、ぜひご参加ください。
私もファシリテーターとしてお手伝いしています。

臨床瞑想法基礎編 開催日 6月25・26日
             7月23・24日
加盟店名:「KAZU」ヒューマン・ヴァイタル・サポート
https://tsuku2.jp/KAZU こちらでチケットが購入できます。

あなたに瞑想会でお出会いできますことを楽しみにしています。
自然の中で自分自身のためだけに時間を取ることができる幸せを是非味わってください。
感謝 合掌 千照

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