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首すわり前の赤ちゃんを育てているママ!保育士さん、支援者さん必見!赤ちゃんの”軸”の育て方

こんにちは!子育て支援はぐはぐの吉木優香です。
メルマガを新規登録していただきありがとうございます!

先日、インスタライブにて”赤ちゃんの軸の育て方”をお話ししました。
メルマガでは、ライブで話したことをより詳しく、文字としてお届けします。

みなさん、そもそも赤ちゃんの軸って何かわかりますか?(心の中で答えてみてください!)

そう!赤ちゃんの軸は頭蓋骨、背骨、骨盤と体の真ん中のことを言います。(当たりましたか?)
ヒトはこの軸をもとに、座ったり、立ったり、歩いたりとバランスをとっています。

赤ちゃんも3ヶ月になると首が座り、5〜6ヶ月になると寝返りをし、8ヶ月にはお座り、ハイハイ、立つ、歩く…と、真ん中の軸をもとに動けるようになってきます。

そもそも、生まれたての赤ちゃんは自分の体の輪郭をわかっていません。
自分でたくさん動いて、お母さんやお父さんに触れられて自分の体というものを理解していきます。
自分自身の体の輪郭が未熟なままや誤認識のまま大きくなると、
・人との距離感がわからない
・相手の気持ちが理解できない
・コミュニケーションエラーが生じるなど
日常生活に支障が及んでくる可能性があるのです。

話を戻します。
軸は、様々な動きに関係してきますが、赤ちゃんの頃から育てることができます!
育てる方法を3つお伝えしますね。
①抱っこの姿勢
②授乳時の姿勢
③生後1ヶ月からのうつ伏せタイム

①抱っこの姿勢
皆さん、横抱きの姿勢気をつけていますか?
赤ちゃんの腕、大人の脇の間に挟んでいませんか?
体は捻れていませんか?
お尻の間から手を出していませんか?
理想の横抱きの姿勢は、頭、体、両手、両足が中央にぎゅっと集まっている姿勢です。
先ほどお伝えした”軸”がピタッと中央に集まっていますよね。
どこかが捻れていると、赤ちゃんの体の認識に捻れが生まれてしまいます。

②授乳時の姿勢
こちらも横抱きと一緒です。おっぱいに対して頭から体全体向き合っているでしょうか?
頭(口元)だけおっぱいに向いていませんか?
授乳時の理想の姿勢はお母さんのおへそと赤ちゃんのおへそが向き合っている状態ですよ♪

③生後1ヶ月からのうつ伏せタイム
皆さんうつ伏せは首が座ってから、と思っていませんか?
いえいえ、首まわりを育てるためにうつ伏せタイムをするのですよ!
生後1ヶ月のふにゃふにゃの赤ちゃんでも床から首を一生懸命上げようとします。軸を育てる以外のうつ伏せの効果は、
・首すわりを促す
・頭周辺が安定することで目の動きが活発になる
→自由に見えることは興味の広がりに繋がりますね。
・お口の中を育てたり、鼻呼吸を促したり、食べることに関係してきます。
→昨今、口呼吸のお子さん多くなっています。
というように、これからの育ちに大切なことがぎゅっとうつ伏せタイムに含まれています。

はじめは、短時間からでも大丈夫です。床でのうつ伏せが怖いお母さん、お父さんはまず、赤ちゃんを縦に抱っこした状態で後ろにもたれかかってみてください。
床でのうつ伏せと同じ状況が作れますよ。

よく首すわりのチェックで両腕を持って、床から引き上げる検査がありますが、この動き自体は”首が座っているかどうかの検査”になるので首を座らせるための練習としては行わないでください。
首が座っていない赤ちゃんがこの動作を繰り返してしまうと、首周辺の筋肉をぎゅっと固めてしまって「見せかけの首すわり」になったりします。
首すわりを促したいのであれば、ぜひうつ伏せタイムを取り入れてみてくださいね。

以上、この3つが首すわり前に必ずやってほしい赤ちゃんの軸を育てる関わり方です!
赤ちゃんが幼児さんになった時の動きやすい体はここから始まっています。
動きやすい体は様々なことにチャレンジしようというモチベーションにもなりますからね。

今からでも遅くありません!今日から抱っこの姿勢、授乳時の姿勢、うつ伏せタイムを作るを意識してみてくださいね。

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