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【育苗・田植え準備です】No.3
こんにちはヽ(^0^)ノ、ほらぐちファーム配信です。
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時間が流れるのは早いですね!
もう田植えをする5月が来ました。ほらぐちファームは5月上旬から下旬の予定で植えます。ファームも段取り、分担作業で大忙しの感じです。
今回は私の本意、丁寧なお米作りについて紹介したいと思います。
【丁寧なお米作り】
当ファームは特殊農法を行っていません。昔ながらの手間を省(はぶ)かず丁寧な作業を行い、稲わらや籾殻(もみがら)の持つ肥料栄養素を田んぼに返す事等で農薬・化学肥料をできるだけ使わない農法を実践しています。“丁寧に作業する”イコールその苗が・稲が・お米が、健全に育てた結果、安心安全な高品質米(1等米)を食卓に御提供できると信じて毎日努めています。
長野県松本平の方言で“丁寧”という言葉は“まてい”と言われ、“丁寧な作業”=“まていな作業”と言われます。諸説有りますが、「こまめに、丁寧に」が融合した言葉か?古語の「真手」が語源で、きちんと手間ひま惜しまず、丁寧に、心をこめて、と言うような意味だそうです。
親からは良く大事だからまていにやりなさい! まていにやりましょ!と良く言われ染みついたものかも。
<まていな作業:育苗編>
ハウスの中で苗を病気にかからず健全に育てるには温度や水くれは重要管理項目ですが+アルファ“まていな作業”をしています。それは苗に接触外的ストレスをかけ植物ホルモン“エチレン”を生成させ茎を太くさせ根張りを強くさせる作業を行っています。要するに生命力の強い苗に育てています。
人と同じで⁇ 幼い時にしっかり鍛えてあげることが、その後の生育を良くするのです。これで田植え後土壌からしっかり栄養分を吸い上げてくれます。その2作業を紹介します。
◎その1:朝露とり
日の出時間、苗に着いた露をほうきではらい落とします。これで苗に接触刺激を与えホルモンを出させます。毎朝行います。
作業のビデオはこちらからご覧ください
https://drive.google.com/file/d/19_HZSPVYadPI1tMJ8bl1m9oTeKy30qVA/view?usp=sharing
◎その2:自作健苗ローラかけ
苗が直角に倒れるくらいに強めのストレスをかけます。苗は直立に戻ろうとしてホルモンを出し根を張って踏ん張ろうとし茎は早く戻ろうと細い茎から太い茎になろうとします。筋トレの成長ホルモンと同じ作用ですかね(O_O) 、3日に1回行います。安価な塩ビパイプで作りました グー(^-^)g””
作業のビデオはこちらからご覧ください
https://drive.google.com/file/d/1MVSkhaAZX1Aubn3qoxLjxK_dMGxr03_z/view?usp=sharing
<安心安全米について>
プラス丁寧な作業で健全な苗・稲から収穫したお米は当然、安心して食べて頂きたい思いです! 私どもは収穫後、ja出先機関“ 一般社団法人 長野県農村工業研究所”で198項目の残留農薬分析試験及び放射線分析試験で確認しております。令和3年産概要を下記に報告させて頂きます。
①玄米残留農薬試験結果
■検査対象:令和3年産コシヒカリ玄米
■残留農薬試験法:QuEChERS法+GC/MS/MS
■定量限界:各0.01ppm
■198項目:GC-MS/MS_110成分+LC-MS_88成分
※基準値以上の検出無し
②玄米放射線試験結果
■検査対象:令和3年産コシヒカリ玄米
■検査項目:セシウム137、セシウム134、ヨウ素131、セシウム合算
■測定器:テクノエーピー社製TN300B使用
※全項目不検出
※以上の試験結果で令和3年産コシヒカリ玄米は安心安全米と言えると思います。令和4年産も継続して取り組み、安心安全米をお届けします。
【次号】No.4では、お米レシピ“鍋で作るマッシュルームとツナのピラフ”とご飯のお供の紹介をしたいと思います。
ほらぐちファーム
https://tsuku2.jp/horaguchi_farm