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それぞれのクリスマス。 イタリア保育園でのはなし。 靴工房カステッリ-ノ
皆さんこんにちは。靴工房カステッリ-ノです。
11月中旬ともなると冲縄も肌寒くなりますね。
と言ってもイタリア北部にあるボローニャでは
もう雪がちらつきそうだとのこと。
そうです。ボローニャの冬は寒く、石畳もしっかり冷えて
ブーツでなくては外出ができない,という私でした。
ちょうどこの頃になると、息子の通っていた小学校から
お家にある本をクリスマスプレゼントとして寄付しませんか、というような
お知らせが届きます。
ボローニャには大きな病院がありますが、闘病のためにその病院でやむなく
クリスマスを迎えなければならない子供たちに、何かプレゼントをしましょうと
いう企画です。
年に一度のクリスマスを病院で過ごさなければならない子がいる、
ということをみんなで考える機会でもあります。
それは家族や友人がいることや
健康であることがあたりまえではなくて、それこそ素晴らしいギフトなんだと
感謝の気持ちを抱かせ、さらに人のために何かできないだろうかと
考える機会にもなります。
イタリアは助け合いの国であり、その友達思いの彼らに私達は何度も助けられました。
イタリアが外国人にとって過ごしやすいというのはそういうスピリットが
根付いているからだと思います。
困っている人がいたら、何ができることはないかな、という心のセンサーを
研ぎ澄ませていけば与えた方も、与えられた方も温かいきもちになりますよね。
そういう意味ではボランティア精神がすごく旺盛な冲縄。
イタリアと似ているそういうところが私は大好きです!
ではでは。11月後半がんっていきましょ~!