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記憶力の操作

インプットとアウトプット
セットで出てくる言葉だと思いますが、これは本当にセットで考えなきゃいけないと思っています。
アウトプットするまでがインプットという言葉を良く聞きます。

例えば…前回の九九の話、初めて聞いてみた人の中で、今覚えていてすぐできる方いますか!?
できるよ!って方はどこかでアウトプットしていませんか!?
誰かに教える、もしくは自分で何度か試してみた。こういった作業がすごく大事です。

人間の記憶力には忘却曲線というものが存在し、どうしても忘れていってしまう生き物です。
当然、興味や覚えようとする姿勢にもよりますし、個人差は多少ありますが、ただ話を聞いたくらいのレベルだと
20分後には42%忘れ
1時間後には56%忘れ
24時間後には67%、31日後には79%の物事を忘れてしまうそうです。
この忘却曲線を知っておくだけで記憶力は多少操作することができます。

何かを学ぶとき、その知識が意味のあるものであったり重要なことである場合、暗記は楽です。逆にその内容が意味のないもの、興味のないものであればすぐに忘れます。
得意な教科、苦手な教科が出てきてしまうのは仕方ないことです。
これは好きな先生の話かどうかにも影響してきてしまうことなので難しいのですが…

どのタイミングでアウトプットや復習をするかが重要になります。
今回のように新しく得た知識の場合は誰かにそのまま教えてみましょう。
そうするとそれがアウトプットとなり、自分にとって忘れにくくなるし、自分の知識となってしまえば、そこで初めてインプットとなります。

24時間以内にアウトプット(復習)し、1週間以内に1度、そして1ヶ月以内にも確認するだけで格段に記憶として残るものになります。
余談ですが、子供たちが苦労するリフティング練習も同じこと。
1週間で1日にまとめて100分やるより
合計は70分でも毎日10分をコツコツやる方が圧倒的に効率が良い。
もちろんこっちの方がエネルギーもいるし、大変なんだけど、行動を継続させることが一番大事だということ。誰もが知っている『継続は力なり』は好きな言葉の一つです。

学習に時間をかければ、吸収できる情報量も増えます。
1度目の学習より、2度目以降の学習の方が簡単になるし、復習を重ねるごとに忘れにくくなります。
そして1度にたくさん学ぶよりも時間をかけて何度かに分けて学んだ方が学習効率は上がります。
学んだ直後から物忘れは始まります。最初は忘却曲線が表すように一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになります。
自分にとってはここが忘れないようにするためのアウトプットの場でもあります。

結果的に無意識の行動でしたが、授業中は文字通り真面目に受けて、誰よりもわかりやすいノートを書くことを意識してました。それを後で見返すだけで記憶が蘇り、テストの点数だけはやたら良かったです。
その行動をしてた一番の理由は大好きなサッカー、ボールを蹴る時間を削られたくなかったから!

ちなみに高校はトップで卒業し、卒業式には成績優良生徒の代表として壇上へ上がりました。それが達成できたのはしょうもない他の理由があったのですが…
本当にくだらない理由だけど、結果を出すには理由なんて、行動を起こす理由なんてなんでもいいし、どうでも良いと思ってます。
それはまた次回のお話にでもしようと思います。

タメになったと思ったら誰かに話してアウトプットしてみましょう!
そしてこんな話をここで聞けるよって紹介してあげて笑笑

今日もありがとうございました!

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