皆さま、熱中症対策大丈夫ですか？
今年は、まわりでも熱中症になる方が増えているようです。

8月も終わりに近づきながら、まだまだ残暑厳しい日々となっておりますが、それでも外では、時折トンボを見かけるようになりました。

新たな季節への準備を感じる今日この頃なのですが、今年はまだまだ暑いですね。

この暑い炎天の日々で、最近は顔だけでなく、頭皮の日焼けを気にされている方もいるようです。

以前、美容師をしていたということもあり、何かと髪の毛に対しての質問をされることが多いのですが、実は、頭皮の色で頭皮の健康状態を知ることができるということで、今回はちょっとマニアックな内容になりますが、「頭皮の色味！」について説明したいと思います。

美髪を保つポイントはやはり頭皮の状態が大切です。

色で自分の頭皮の状態を知ることができるのです。
「頭皮まで意識していなかったわ！」
という方がほとんどではないかと思いますが・・・。

この機会に、是非、意識してみてください！


●青白い頭皮・・・正常な頭皮の色ですが、それは青白い頭皮です。

血行も良く頭皮の潤いも程よく保たれている健康な状態です。

青白く見えているのは、頭皮の毛根などが肌に透けて見えている為です。
黒く豊かな髪の毛はこのような頭皮から生まれるのです。

●白い頭皮・・・頭皮が乾燥している状態です。

青白い頭皮と違って少しパサついているのが特徴で、肌が乾燥気味の方や、季節的に乾燥する冬などは特にこの状態になりやすいといえます。

乾燥している頭皮は潤いが減少し、頭皮のバリア機能が弱っています。
このような状態の方は、頭皮の保湿を欠かさないようにすることが大切です。

●黄色い頭皮・・・地肌が酸化しエイジング毛（独自なうねり毛）が増えやすい状態。

黄色い頭皮は、体の内側・外側からの「酸化」のサイン。
年齢とともに体の抗酸化力は衰えていき紫外線やストレスなども酸化をすすめる要因になります。

そうすると、生えてくる髪の毛の形状まで変わってしまいます。
若い頃より、まとまりがつかなくなった、艶がなくなるとう現象の原因となります。

体調が悪いと顔は青白くなったりしますが、頭皮の場合は黄色になります。

●赤い頭皮・・・炎症を起こし、白髪や抜け毛が増える不健康な状態

色と同様にまさに頭皮の赤信号です。一刻も早いケアが必要です。
赤色の頭皮は、頭皮が炎症を起こしている状態と考えてください。

白、黄色の頭皮が悪化した状態です。急激な頭皮の日焼けの時もこのような状態になります。
強いかゆみや湿疹、フケなどが起こってしまうので症状がひどい場合は皮膚科で診てもらいましょう。

以上がおもな頭皮の色になりますが、早いうちに気が付いて頭皮をしっかりとケアしていれば未然に防げたかもしれない頭皮のトラブルを見逃してしまうのはもったいないですよね。

そこで、ケアとしましては・・・、

① 基本はお肌にやさしい自分に合うシャンプー剤を使用する。

欲をいえば市販の安いシャンプー剤はあまりお勧めできません。頭皮に悪影響な界面活性剤や添加物が多く含まれています。
通っている美容室の担当美容師さんに頭皮の色や髪の毛の状態を確認してもらいながら相談されるのも良いかと思います。


②　頭皮トラブルにスカルプローション（エッセンス）を使用する。

頭皮トラブルはスカルプシャンプーや頭皮マッサージが効果的と言われていますが、
最近では「スカルプローション」というアイテムも注目を集めています。

スカルプローションとはその名の通り「頭皮トラブルケア用化粧水」。

その使いやすさから女性にも人気があり、薄毛や脱毛にも効果があると言われています。
お顔に毎日化粧水を付けるように、頭皮にも毎日の保湿を習慣化することが大切です。


③　きちんとした食生活や睡眠時間をしっかりと摂る。

インスタント物や食品添加物が多い食事はなるべく摂らないように心がけてみてください。


手遅れになると、抜け毛、細毛、薄毛の原因になりかねません。

日頃、見逃しがちな頭皮ケア、定期的にチエックしてあげることが美しい髪への一歩です。



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