〜あなたの空間に心地よい風を〜
こんにちは、plainsailing店を運営するmoani(モアニ）といいます。moaniとはハワイ語で（香りを運んでくる）そよ風や穏やかな風をあらわします。

幼い頃からよく老若男女、国籍も問わず、道や電車の行く先を尋ねられる事が多いです。「この道をまっすぐに行くと○○につきますか？」「この電車は○○駅に止まりますか？」「この電車は最終電車ですか？」etc…
物凄い方向音痴（スマホのマップもぐるぐる回してみないとわからない）駅の路線等も全く把握できていない私なので、尋ねられても答えられず…しどろもどろ、申し訳ない気持ちになっていました。

小学生の頃、両親が共働きで鍵っ子の私は、夕方家に帰ろうとトボトボと１人で歩道を歩いました。すると後ろから車を横付けされ「ドキッ！！！！」としました。学校で『知らない人に道を聞かれても車には乗ってはいけません』と教わっていたからです。
でもその車の運転手の方は、『駅に向かいたいのに道に迷い、何度も同じ場所に出てきてしまう』という事で本当に困っていたのです。（まだドライブレコーダーがなかった時代ですね）

小学生ながらに「なぜ私に聞く？」と思いながらも、とても困っているようなので身振り手振りで駅までの道を答えました。因みにその場所は駅からはだいぶ離れていて交差点を５つ位越えないと駅にはたどり着けません。その場所では、その後も駅までの道を何度も尋ねられたので、段々と私も説明が上手くなっていきました。「そこの信号を左、次を左、次を右…」

自分自身はというと、方向音痴なのに人見知りの為、知らない人に道を聞くなんてとてもできず、スマホという素晴らしい文明機器を持ちながらも、目的地の駅に降りてからぐるぐるさまよっている事が多いです。１０分位歩いて降りた駅にまた戻ってきたりして…

ある日その話を友だちにしてみると、その友人は『解らない場所に行く時は、すぐ人に道を尋ねる』というのです。尋ねる人がいなかったらコンビニに入って店員さんに聞くという強者です。
友人に、「道を尋ねる時は、この人なら知っていそうという人に声をかけるの？」聞いてみました。「まさか！話しかけやすい（親切そうな）人に声をかけるんだよ」との事。

薄々そんな気がしていたけど…やっぱりそうなのか！

不甲斐ない答えしか返せなくて申し訳ない気持ちになっていましたが、気持ちが楽になりました。答えられなくてもいいのね…。知らない場所に行く時は誰でも不安ですものね。

今でも出かけるとよく電車の行く先や道等を尋ねられます。その時は、スマホという素晴らしい文明機器をだしてこう言います。
「わかりませんが、一緒に調べてみましょう！」
以前のようにしどろもどろ、しなくなりました。私が解らなくても、スマホが知っている！ありがとう。こらからもポンコツな道先案内人でいようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

〇２月１１日（金）下北沢大学ＭOTTAINAIてづくり市
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〇２月１９日（土）根津神社　道草てづくり市
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に出店予定です。ぜひ遊びにきて下さいね（＊荒天の場合中止となります）