plainsailing プレーンセーリング

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

moaniの窓

〜あなたの空間に心地よい風を〜
こんにちは、plainsailing店を運営するmoani(モアニ)といいます。moaniとはハワイ語で(香りを運んでくる)そよ風や穏やかな風をあらわします。

「moaniさんヤドリギって知ってますか?」
いつもガーデニング話をする知り合いの方から問われました。
「ヤドリギ…知らない」
「クリスマスにヤドリギの下でお願い事をすると願い事が叶うというおまじないがあるらしいですよ」
「へぇ~!!」 急に興味深々…早速調べてみました。

 ヤドリギとは『宿り木』や『寄生木』と書きます。樹木の枝や幹に「寄生して生長する」というのが特徴です。木の高い部分に球状に枝や葉をつけて乗っている姿は、まるで宙に浮くまりものようです。冬だけだはなく、夏にも存在していますが、夏は宿主の樹木が葉を茂らせているので気がつかれにくいようです。
 寄生と聞いてあまりよいイメージを持たないかもしれませんが、冬の枯れた木々の中で、葉が青々とついた状態を保つ宿り木の姿を見て、古代ヨーロッパのケルト民族は何か神聖なパワーがあると感じたのではと思います。

 昔からヨーロッパでは宿り木は永遠を象徴する神聖な木とされ、クリスマスツリーに宿り木の枝を飾る習慣がありました。また、「宿り木の下に立っている女の子にはキスしてもいい」という言い伝えがあるそうです。もし拒んでしまうと翌年は結婚できなくなってしまうという伝説があるとか…。それ以外でも宿り木の下でハグする事で幸運と長寿のパワーを得る事ができるという言い伝えもあるようです。
 元来、人前でキスやハグする文化が日本人にはないので浸透しにくかったのかな、知り合いの方が教えてくれた『願い事が叶う』というおまじないの方が日本人には馴染みやすいような気がしました。
 
 写真を見てみて、アクセサリーのモチーフで見たことがある!というフォルム、枝分かれしながら実をつけていく形はとっても可愛らしいです。あれは宿り木をさしていたのかと妙に納得しています。それをガーデニング仲間に話したら、「私もそう思いました」との事。その方はお洋服のロゴで見たことあると思ったそうです。
 その方は日帰りの旅行先の雑貨屋さんの前で、農家の人が自分の山で採ってきた宿り木を量り売りしていたそうです。宿り木は地面に根をはる事はなく、木の高い場所に生息しているので自力で採取するのは相当困難な事なのではと思いました。
 
 因みに都会でも、木の多い公園では宿り木を見る事ができるようです。これから冬の公園では木の高い所にいるであろう、宿り木を探してみてはいかがでしょうか。樹の下に立つのは考えてしまいますが…
 宿り木の花言葉である『困難に打ち勝つ!」というパワーをもらう事ができるかもしれませんよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。


お店ではクリスマスにピッタリなアレンジメントをご用意しています。
〇クリスマスリースアレンジメント(茶ベース)
https://ec.tsuku2.jp/items/01214301018129-0001?t=3&Ino=000010978800
〇クリスマスリースアレンジメント(ユーカリ・ティトゥリーの香りが漂います)
https://ec.tsuku2.jp/items/10021201234932-0001?t=3&Ino=000010978800
〇クリスマスアレンジメント 赤
https://ec.tsuku2.jp/items/20121081033016-0001?t=3&Ino=000010978800
〇クリスマスアレンジメント 緑
https://ec.tsuku2.jp/items/10212132088110-0001?t=3&Ino=000010978800
 

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する