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moaniの窓

〜あなたの空間に心地よい風を〜 こんにちは、plainsailing店を運営するmoani(モアニ)といいます。moaniとはハワイ語で(香りを運んでくる)そよ風や穏やかな風をあらわします。

《moani の旅日記》[糸魚川 後編]
『ひすい美術館』
長者ヶ原遺跡を後にし、糸魚川駅に戻ってきてから、『ひすい美術館』にいきました。7月末の真夏日、体感では35℃を越えていました。館内に入ると、とても綺麗にお手入れされている日本庭園がありました。
「お庭歩いてみてくださいね」と入口のお姉さんに声をかけられました。
”こんな綺麗なお庭に入っていいんだ。”
「真ん中に翡翠の原石が置いてあるんですよ」
”へ~”と思いながら庭園の中央に目を運ぶと、白い大きな石…いや岩!!デカッ!!
「70tあるんですよ。触ってみてくださいね。」との事。
真夏の陽射しの下で庭園を歩いてみると、やっぱり暑い…でも真ん中の翡翠の原石には、しかっり抱きついて翡翠のパワーを受け取りました。ひと通り庭園を回って入口に戻ってくると、
「では、こちらに…」入口のお姉さんが別の建物に案内してくれました。ちょっと戸惑いながらもお姉さんについていくと、建物の地下へ。地下のフロアーには、翡翠の彫刻品がたくさん置かれていました。
 薔薇の木、龍、天女、船、茶器 etc…
全ての作品にこまかい細工が施されています。地下に置いてあるのは、翡翠に直射日光をあてない為なのでしょうが、暑い戸外から、地下の部屋に移ってきたための気温差と、美術品の荘厳さで、不思議な空間となっていました。ここでも違う形で翡翠パワーを受け取る事に…十二分に翡翠を堪能する事ができました。

『谷村美術館』『玉翠園』
翡翠の彫刻品に囲まれた『ひすい美術館』から『谷村美術館』には歩いていけます。
『谷村美術館』には木彫仏像が10体置かれています。一体、一体に洞窟のようなお部屋があり、天井から入る自然光で照らされていました。背の高い仏像は時々、怖いイメージを持つ事がありますが、どの仏像も微笑えんでいて、優しい光と相まって、穏やかな空間を作り出していました。訪れたのは午後の夕方が近づいている時間帯でしたが、天気や時間によって、見え方が変わるそうです。実際見ている間でも、少し雲で陽が陰ると仏像の表情が変わり、「動いた?」という錯覚に陥りました。
『玉翠園』は美術館に併設されている、日本庭園です。広くてとても綺麗な庭園を眺められる喫茶室があり、翡翠でできたテーブルと椅子がありました。(もう大きな翡翠に段々驚かなくなる)もちろん、そこに座り、翡翠色のお抹茶と和菓子を食べながら、一息つきました。ふぅ~

”光を通すという翡翠をみてみたい”と思って訪れた翡翠の里では、想像した以上の翡翠づくしの体験をする事となりました。又、行く先々で出会った方達みんな親切で、翡翠の事を丁寧に教えてくれてありがたかったです。
糸井川での翡翠を巡る旅はこれで終了です。夕方の新幹線に乗り、東京に帰ってきました。

この旅行の時は、砂浜で翡翠が拾えるかもしれない『ひすい海岸』や、翡翠の原石があるという『ヒスイ峡』には行きませんでした。距離もあるし、海や山での翡翠探しは時間がかかります。でも、いつかまた糸魚川の地に行ってみたいと思っているので、翡翠のルーツを巡る旅を楽しみたいです。天然石好きの方がいたらぜひご一緒してくださいね。
※『ひすい美術館』『谷村美術館』『玉翠園』は冬季は休館となります。


最後までお読みいただきありがとうございます。


〇東急目黒線 不動前駅下車 『FUDGE』 gyallery &cafeにて、お店の壁をお借りして作品展示を行います。
 期間 9月24日から10月14日まで
 ハロウインだけでなく、ちょっと早いけどクリスマスの雰囲気を感じられるような、少し大きめの作品を制作していこう と計画中です。ぜひぜひ、遊びにきてください。

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