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ワクチンよりも大切なこと

2年前からお伝えしていますが  ワクチンについて
学んでいきたいと思います。

どうして何回もワクチンを打っているのに、感染がとまらないのか疑問を持っている人もいると思います。

厚労省は今年4月11日以降、新規陽性者の集計方法をより現実に即すよう変更しました。
すると、未接種と2回接種の10万人あたりの新規陽性者数にほとんど差がなくなったのです。
それどころか、「40~49才」「60~64才」「65~69才」「70~79才」では、未接種よりも2回接種の方が、新規陽性者数が多くなる逆転現象が生じたのです。

RNAウイルスは変異が非常に速いために
2回目も3回目も4回目も初回接種と同じワクチンを打っても変異したウイルスに対する抗体は増えないのです。


ワクチンを打ち続けると、免疫力が減退してしまうことを
「抗体依存性感染増強(ADE)」といいます。

人は三段階の免疫によってウィルスの増殖を防いでいます。

第1段階は身体がウィルスの進入を防ぎます。

腸管の柔毛(じゅうもう)と喉の線毛(せんもう)は体内へ侵入しようとするウィルスを外へと押し出す運動を常にしています。
風邪をひいて痰が出るのは、喉の気道の線毛の働きのおかげです。
胃液や粘膜に含まれる酸性物質、皮膚の脂に含まれる脂肪酸や乳酸がウィルスの進入を防いでいます。

腸に生息する共生細菌(腸内フローラ)がウィルスの進入を防いでいます。
体の皮膚では共生細菌(スキンフローラ)がウイルスの侵入を防御しています。

顔を薬用石鹸で洗顔したり、手を薬で殺菌すると皮膚の防衛機能が弱くなります。
またうがい薬で殺菌すると喉の粘膜免疫システムが壊れてしまいます。
抗生物質を飲むと腸内フローラのバランスが崩れて免疫力が低下します。

第2段階は自然免疫が病原体をやっつけます。
マクロファージや白血球などが病原体をやっつけます。

砂糖がもたらす害に白血球の食菌作用の低下があります。
正常な白血球が食べる細菌の数は、14個ですが砂糖の摂取量が増えるに従って
白血球の食菌作用の能力がどんどん低下してついに1個まで低下します。

第3段は階獲得免疫(適応免疫)が働きます。
最初に樹状細胞が病原体の情報を収集してリンパ球のT細胞へと情報を渡します。
T細胞はその情報をもとにその病原体に適した攻撃をB細胞に指示して
B細胞は抗体を作り出して攻撃して病原体を撃退します。
獲得免疫は病原体を記憶するので一度かかった感染症にかかりにくくしてくれるのです。

ただし、自然免疫は数時間で活性化しますが、獲得免疫(適応免疫)が活性化するには数日かかります。

西洋医学は手術・投薬の標準治療以外については考慮してきませんでした。

最近、人間と自然、社会、環境との関係について研究する人類生態学が生まれてきました。


食という字は人に良いと書きます。

中国の最古の薬物書は薬物を上薬・中薬・下薬の3つにわけています。

上薬は人の体を丈夫にし、長期に使っても毒がなく、不老延年を望むもの

中薬はときとして毒があるもの。

下薬は病を治し、毒多く、久しく飲んではいけないもの

病気になってから飲む薬は健康な体にとって毒なんですね。
ですから『証』を見立て患者の体質に合わせて適切に毒を組み合わせてバランスを回復させます。
病状の変化によって毒の量と種類は変わっていきます。
毒ですから『証』の見立てを間違うと悪化してしまいます。

健康はダイナミックなバランスの上に成り立っています。

上薬になる食べ物

◉主食

繊維分の多い未精白穀物
胚芽米・玄米
雑穀
雑穀入りご飯

◉副食
身土不二(その季節に近くの土地で取れた物)
一物全体食(まるごと食べる)

大豆、黒豆、小豆
天然みそ、しょうゆ
天然塩
納豆、豆腐
発酵食品
緑黄色野菜・野草
根菜類
海藻

◉食べ方
空腹の時に食べる
腹八分目
よくかんで食べる

◉食べないようにするもの
食品添加物や農薬を使用した食品
白砂糖
白砂糖をつかったお菓子・飲み物
精製塩
化学調味料
速製しょうゆ
速製みそ
合成酢
市販のサラダ油
清涼飲料水
インスタントラーメン
マーガリン
加工・魚肉練り製品
精白小麦粉
オーラがないくたびれた食材

◉使わないようにする
合成洗剤
界面活性剤入り食器用洗剤
健康被害をもたらす添加物入り化粧品・シャンプー・石鹸

病気を食べて病気になるのは不思議ではありません。
これに飲みすぎ、食べ過ぎ、睡眠不足、過労、運動不足、ストレス、不安や心配、環境汚染が加われば病気にならない方が不思議です。

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