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メルマガ初回配信記念 ご登録有難うございます。  第1回目は「日本のお金の話」

どうも。陰謀論看護師です。
本日はお金の価値について配信していきたいと思います。

これから起こりうる「金融崩壊」はなぜ起きるのか。
お金の歴史を知らないと 語れないので 
お金の歴史について 触れていきます。


私たちは、毎日当たり前のように紙幣や通貨を使用していますが、これらは厳密に言えばただの紙や金属でしかありません。
では、なぜ商品などと交換できるのでしょうか。

「元々 日本は 金本位制であった」というのはご存じでしょうか。

金本位制度とは?

金本位制とは、「金」を軸にしてそれぞれの国が通貨価値を定める制度のこと。
国が保有する金の量と同量の「紙幣」を発行し、紙幣はいつでも金と交換できることを政府が保証します。


簡単に言うと 金本位制とは、お金(紙幣や硬貨)と、金(ゴールド)の交換を認める通貨制度です。


この通貨制度は、第二次世界大戦の前まで維持されていましたが、現在は管理通貨制度となり、お金と金(ゴールド)の交換は禁止されています。


では今の紙幣は金との裏付けされたものか?


最初に金本位制度をとったのは、イギリスで1816年 金1オンス(31.1035グラム)=3ポンド17シリング10ペンス半と定められました。


日本も金本位制へと移行することとなります。

その理由はイギリスが金本位制を採用したことで、国際的に金本位制がスタンダードとなったためです。
日本も世界と貿易を行っていましたから、移行せざるを得ない状況でした。


しかし、当時の日本は、経済基盤が貧弱であり、金貨が大量に国外に流出します。

例えば、外国人が日本に最先端の工業製品を売るとともに、大量の金貨を持ち帰りました。
金の保有量しか、通貨を発行できませんから、日本は非常に貧しくなったわけです。
そこで日本は銀も交えて兌換を許す金銀本位制へと移行します。
そんなときにイギリスが貨幣法を制定し、1822年にソブリン金貨(Sovereign)を国内唯一の無制限法貨として認めたのです。
こののち、世界各国で金本位制が取り入れられ、20世紀の始めごろまで主流となっていました。
日本では従来から銀本位制度が採用されていましたが、1897年の日清戦争の賠償金をきっかけに、金本位制がスタートします。


「1971年 ニクソンショック」


アメリカは、第二次世界大戦後に、ヨーロッパ諸国に多額の支援をすることで
ゴールドを抱えることとなりましたが、そこに陰りが見えはじめます。

ヨーロッパや日本は、戦後に経済復興をするとともにドルを蓄財するようになり
またアメリカはベトナム戦争が泥沼化して、多額の財政赤字を抱えることになります。

それとともに、徐々にアメリカの金保有額は減っていき、全盛期の1/3ほどへと縮小しました。
そのような状況下で、多くの国がアメリカへの不信感を募らせました。
蓄財したドルは、金と交換できるのだろうか?という疑念が広がり、多くの国がドルを手放し、金と交換しはじめます。


その状況を見たニクソンは、米ドル金為替相場制の維持は不可能と判断し、米ドルと金の兌換を停止します。


つまり 今目の前にある紙幣は本来 何の裏づけもないものなんです。
本来は金を持ち歩くのは大変だから 金を預けて紙幣に交換していた。

今は大量にただただ紙幣が擦れれている現状。

この状態は一生は続かないと思います。  


いつか現在のお金の価値が ガラッと変わって世界が一変するときが来ないと
今のお金のシステムは変わらないのです。




次回は「この世の中の実態」について配信いたします。

最後までお付き合い頂き有難うございました。

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