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今日はなんの日?

今日4月8日は、4(シー)8(バー)…そう! 「柴犬の日」です。

 シバといえば、知り合いの柴犬は、「ゴン太」や「タロ」のように親しみやすい名前で呼ばれていましたが、実は日本犬保存会の血統書を持っていて、「暁の景虎号(あかつきのかげとらごう)」とか、「雪花の鉄竜号(せっかのてつりゅうごう)」のようにカッコイイ名前を持つ由緒正しい柴犬サマでビックリしたことがあります。

 ところでみなさんは犬を見るときに、その犬が作られた目的や歴史を考えたことはありますか?
 17世紀後半に英国貴族の間に「キツネ狩り」が流行しました。貴族(ハンター)達が馬に乗り、40〜50頭の犬を使って赤キツネを追い立てるスポーツハンティングです。洋犬の中には、ハンターさんと一緒に猟に出るために作出された犬種があります。草原や牧草地をパック(群れ)でキツネを追い回し、追い詰め最終的に咬み殺す…。(殺すまでの猟は2005年に全面禁止になりました)ですから、猟によって違うハンターさん達と、他所の犬たちと行動を共にしていました。猟をしなくなった現代でもその性格は受け継がれていて、何かの事情で途中で飼い主が変わることになっても「今度はこの人が私のお世話をしてくれるんですね、よろしく!」と切り替えが早く誰にでも愛想良く馴染むことができます。ドッグランで他の犬と一緒になっても喧嘩せず仲良くできます。

 それとは反対に柴犬のような和犬は飼い主一筋の犬種です。
「マタギ」と呼ばれた猟師の中には犬を連れて熊や猪といった大型で鋭い爪や牙をもった野生動物を仕留める者がいました。犬にとっては獲物との間合いを間違ったり、猟師がタイミング良く撃って仕留めてくれないと、自分自身がその爪で切り裂かれたり牙で身体を貫かれて命を失うことになる仕事です。ご主人である猟師に自分の命を預けて、熊や猪と対峙するのです。手負いでも立ち向かう勇気があって信頼できる人にしか心を開きません。そんな歴史を持っている犬種なので、和犬は誰にでも愛想よくできるわけではありません。ドッグランに連れて行っても他の犬とは仲良くできず喧嘩っ早い犬が結構います。
 みなさんテレビの動物番組などでこんなお話しを見たことがありませんか?
 ある日、自分をお世話してくれていたお婆さんが入院した。その日から、柴犬が首輪を抜いて、庭の柵を越えて毎日どこかに出かけて行って夜に帰ってくる。家族がどこへ行くんだろう?と後をつけると、なんとお婆さんが入院している病院へ行っていた。毎日まいにち病院へ通い詰めて、暗くなるまでお婆さんの病室の窓の下で座っていた。…という、忠実な行動で人々をホロリとさせる美談があるのは、たいてい「飼い主一筋」の和犬です。

 全ての洋犬、和犬が当てはまるわけではありません。その犬の性格や育てられた環境で違いはありますが、こういった犬種が作られた目的や歴史を知ることで、基本的な性格がわかり適切に接することができ、余計なトラブルを避けることができます。人にとっても犬にとってもストレス無く、ハッピーに過ごすことができますよ。


AIREDERRIER(エアデリア)店主・岡崎聡子


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