mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

<きもの美人道>とは!?〜きもの美人の振る舞い

きもの美人道 代表・ひとみ です。

ご購読いただきありがとうございます^^

前回は、

<きもの美人道とは?!>

その1. きもの美人道の目指す”心”

についてお伝えいたしました。

(まだお読みいただいていない方は、
ぜひ前回をご覧になってみてください)

さて、今回は。

<きもの美人道>とは?!

その2. 「きもの美人道の振る舞い」

をお伝えします。

最後までお読みいただけると、

着物を着るときはもちろん、
着ていない時でも、
「振る舞い美人」
になれるコツが分かります!



では、早速ですが、

1)「振る舞い」とは?
  を調べてみますと、


ふる‐まい ‥まひ【振舞】

① 事を行なう様子、態度。
  行動や動作のしかた。 挙動。

② もてなし。

(by コトバンク)

とあります。

私たちは、
日常生活の中で、
何かを伝えようとするときに、

「ことば」

を用いて伝えることが多いのですが、
では、

ことばだけで、
相手からの信用を得られるか?

と言ったら、
はなはだ疑問ですよね。


「振る舞い」にこそ、
その人の心構えや、
本質的なものが
現れるのではないでしょうか?


「振る舞い」には、

「おもてなし」
という意味もあります。

素敵な「おもてなし」をするには、

「相手からみてどうなのか?」

相手の望むこと、
喜ぶことを、
感じられるセンスが必要ですね。



2)美しい振る舞いのヒント


着物を着ていますと、
それだけで人目につきます。

なので、
人の目を通した自分をイメージして、
行動できるようになります。

いつも穏やかに微笑みを浮かべ、
なるべく優雅に見られるように心がけたいな、
と思います。

着物で楽しそうにしていたら、

「あの方、素敵!お話してみたい!」
「あんな風に着こなせたらいいな」


歩くだけで、
そこにいるだけで、

そんな風に思ってもらえたら、
素敵じゃないですか!




着物を着るようになって、
気づいたことがあります。

それは、着物の時と、
洋服の時との歩く速度の違いです。

ひいては、時間感覚の違い。


草履で歩くときは、
重心を少し後ろに置いて、
足をスッと前に投げ出すようにして歩くと、
安定して歩きやすいのです。

さらに、着物は裾が長いので、
ジーンズの時のような大股では歩けません。
当然、歩幅が狭くなります。

ここで、早く歩こうと、
ちょこちょこと歩いてしまうと、
台無しです。

ゆったりと、
すっすと歩いてみたら、、、

なんと、周りのガサツなことか!笑


まず、音です。


ハイヒールの「カンカン!」
と響く音と、
ドタバタと歩くリズムが、

とても、せわしなく聞こえました。


これらは、
自然のリズムからは程遠いでしょう。


思わず、立ち止まり、
深呼吸をしてみると、
自分のところだけ、
違う時間が流れているかのように思えました。



もう一つ、気づいたことは、
リスクを避けることで、
自分も相手も、心地よく
過ごせるよう配慮することです。


着物を着ておりますと、
お店の方も、
気をつかわれます。


なるべく、
着物姿の似合うお店、
着物の人に慣れているようなお店なら、
対応がきき、
心地よく過ごせるのではないかと思います。


実際、目にしたことですが、
日曜日の、
とても混んでいるデパートのカフェで、
仁王立ちした、
着物姿のお嬢さんを見かけました。

ふとお顔を見ると、
まるで般若のような形相でした!

何事だろうと思ったら、
どうやら、
ウエイトレスさんが、
着物に飲み物をこぼしてしまったようなのです。

着物を汚されたら、
それはそれは悲しいことだから、
私も、
お気持ちはよ〜く分かります。

でも、そのお嬢さんが、
それほどのお顔をして、
怒り満面に怒られている姿は、
決して美しくはない。

そんな姿を人目にさらすくらいなら、
初めから、混んでいる、
狭い空間には
行かないようにすることもまた、
相手への配慮だと思います。


「振る舞い」とは、
手をどこに置いて、
足をこう運んで、、、

というノウハウだけではなく、
気遣い・配慮の現れだということです。




3)美しさは、螺旋(らせん)にあり!

そうはいっても、
実際の体の動かし方の基本は抑えたいところです。

歌舞伎役者の坂東玉三郎さんは、
当代切手の女形で、
役者の中でも振る舞いの美しさはダントツです!

玉三郎さんは、
どうしてそんなに美しく見せられるのか?
と聞かれて、

「螺旋状に身体を使うと美しく見える」

とおっしゃっています。

顔、肩、腰から下へ、
向きを逆へと、Z型をつくると、
全体的には螺旋状となりますね。

やってみると、
結構しんどいですが、、、
自分では辛いくらいが、
見た目に美しいとのことです。

さすが、プロですね〜。


さて、着物は、制約の美、
とも言われています。


まず、袖に袂(たもと)がありますから、
手を上げるとき、何か取るとき、
そのままただ手を出すと、
腕がニョキっと出てしまい、
優雅ではありません。

動かす方とは反対の手で、
袖口を押さえながら動かせば、
とても女性らしい所作となります。

いつも脇を締めておくと綺麗に映り、
着崩れもしにくいですよ。


そして、
階段を上り降りするときは、
上前の裾を引き上げながら。

そうすると、
足さばきも楽で、見た目も美しいです。

*芸妓さんらは、上前を左手で持つのは、
右手が使えるためとのことですが、、
やはり手がクロスすることで、
螺旋の法則が働き、
美しさが映えると思います!

いずれにしても、指の間を開かずに、
閉じて使うように心がけましょう。




モデルさんたちが美しいのは、
持ち前の身長の高さや
プロポーションはもちろんですが、

やはり、鏡で確認しながらの、
ポージングトレーニングの賜物です。


着物での振る舞いは、
着物を着て、

立つ、座る、歩く、

を重ねていけば、身につきます!

たくさん、着物を着て、
動いてみてくださいね。


**********

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

「きもの美人の振る舞い」
いかがでしたか?



また折にふれ、
お伝えしていきたいと思います。

次回は、
<きもの美人道>とは?

その3. きもの美人道の目指す未来

をお届けします!
お楽しみに〜♪


◉ツクツク会員登録がお済みで無い方は、
こちらから登録くださいませ。
100Ptがプレゼントされます!

https://home.tsuku2.jp/invReg/000001699292






























メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する