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「なぜ私ばかりこんなにさせられるんですか?」

「なぜ私ばかりこんなにさせられるんですか?」
「・・・」

タイトルの言葉は受験生に言われた言葉です。ですが、ここで勉強に対して勘違いがあります。

■合格するための勉強■

「なぜ私ばかりこんなにさせられるんですか?」

受験生を指導していると冒頭の言葉を何度か言われたことがあります。こう言った子は

「勉強をさぼっていた子」

に多いです。受験生は

「勉強していない子」

という子は少ないです。ですが、

「合格するだけの勉強をしているのか?」

と言うとはなはだ疑問です。冒頭の言葉を言った受験生もこの事実を知らないのです。

志望校に合格するというのはある意味、「志望校に合格する力をつける」ということです。わかりやすく問題パターン数で言うとこんな感じです。

偏差値60 パターン数 100
偏差値50 パターン数 50
偏差値40 パターン数 30

もちろん、実際にはもっとありますが、わかりやすく書くとこんな感じです。それで

偏差値 60の学校を希望の子が

マスターパターン数 20

だとすると残りは 80 となります。

マスターパターン数 70

だとすると残りは 30 となります。当然ですが、

マスターしているパターン数が「20」の子は「70」の子より「多く勉強する必要がある」のです。ですが、

「マスターしているパターン数が少ないほどたくさんやらないといけない」

のがわかっていないのです。だから

「マスターしているのが70と同じだけ勉強して満足している」

のです。

「あなたは志望校に合格するだけの勉強をしていますか?」

ぜひ、受験生は

「志望校に合格する勉強」

をやってくださいね。

■親子の認識に違い■

この違いをまずは、子どもに伝えないといけません。いえ、気づかせないといけないのです。

この共通認識を持たないと

親→勉強をやっていない
子→勉強をやっている

という形が続くわけです。本当は

親→(合格するまでの)勉強をやっていない
子→(ただ)勉強をやっている

ということを子どもに気づいてもらいますしょう。それには親としては

・勉強をやっていることは認める。あるいはがんばっていることは認める
・次にそれで合格するのかを考えてもらう。わかりやすい例で言うと、問題数などで話をするといいです。
・もっと言うとそれを親がやるのではなく、プロの先生にやってもらう

のがいいのです。そして、それにはどれだけやらないといけないのかを子どもに理解させる必要があるのです。

■クレームが来るご家庭■

実は受験でクレームが来るパターンで多いのが、

「親が勉強について知らない。または、ご自身も勉強をそれほどやってこなかったご家庭」

が多いのです。というのも

「成績を上げるためにどれだけやらないいけないのかわかっていないから」

です。例えば、偏差値を20上げるとます。テストにもよりますが、点数は40点とします。40点だった子が80点にするには

テスト範囲20ページを3回やる必要があります。総ベージ数で言うと

20ページ×3回=60ページ

子どもが1時間で4ページできると

60÷4=15時間

かかるわけです。これが1時間で2ページ進まない子は

60÷2=30時間

必要となります。これはあくまで1科目です。受験の科目数をかけると

30×4=120時間

必要となってきます。これはテストに対する勉強です。当然普段やっている勉強にプラス勉強する必要となってきます。

もちろん、勉強時間を延ばせばいいというわけではありませんが、それだけやらないといけないといけないことを理解することです。

■冷静に判断する■

そういると実際に子どもに対して過度の期待を持つことはなくなります。とくに受験前に

「急に勉強するようになって、急に成績が上がる」

ということはないです。そして、必要以上に子どもにプレッシャーを与えることもないのです。

それよりも冷静にことの事実を子どもに伝えて、子どもに気づきを与えていくしかないのです。

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