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地域活性から始まる、日本の食文化の復活!



皆様、こんばんは。


たま駅長で有名な、貴志駅前にあります『自然食品の店 しおん』です。


すっかり秋めいて、朝晩は過ごしやすくなりましたね。


しおんでは、雨の合間に進めています、赤実山椒の収穫で大詰めです。

これも、たくさんの方が収穫に参加して下さるおかげで、本当に感謝の日々です。


ここまで来るのに、実は色々と頭をひねったんですよ。

それは、数年前の話です。


和歌山の山椒農家さんは高齢化が進んでいて、息子が都会に出てしまって・・・と、

なかなか世代交代がうまくいっていませんでした。

農家さんは、「大粒の山椒畑を手放す事もできない。誰か作ってくれる人がいれば・・・。」

とお困りでした。

和歌山には、そんな農家さんが結構いらっしゃるんです。



そんな話を聞いて、山椒畑に案内してもらったのですが、

そこは畑と言われなければ分からないような山肌にあって

自然豊かな山椒畑に運命めいたものを感じたのです。


早速、しおんで山椒を商品化させていただく約束を取り付けて、

山椒の栽培を引き受けたんです。



しかし、初めての事ですから

木々の選定から栽培の仕方すべてを

ご指導頂きながら、見よう見まねの試行錯誤でした。

その中でも、一番大変なのが、収穫作業でした。

2、3本の木から大きくなった山椒を1日かけて収穫しても、3キロも取れません。


そこで、しおんには、自然食品を求めて若いお母さん方が通って下さっていましたから、

「収穫体験をしてみませんか?」とお声がけをしました。

若いお母さん方は、昼間は小さな子供と家に閉じ籠りがちでしたので、快く参加して下さいました。



お給金を出せる余裕はなかったので、

ツアーを組んで、しおんのお弁当と、収穫仕立ての青実山椒、

しおんの自然食品をお持ち帰りしてもらいました。


お母さんにとっては、

収穫物が軽量で身体に負担が少ない事と、

ピクニック感覚でお子さんと一緒に参加できるのが、

良かったそうです。


サンショオールの香りが、清々しい気分になり、運動不足の解消にも。

持ち帰られた新鮮な青実山椒は、ご主人様の夕食になり、疲れた身体と頭を刺激します。

お子さんが自然を満喫できると喜んで、何度も参加してくださいました。


この活動が評判を呼び、今では収穫の時期になると、

お声がけせずとも車で畑に駆けつけてくださる方もいらっしゃり、

毎年恒例の収穫時期を、皆さんのサポートのお陰で

続ける事ができています。



大粒で他とは一味も二味も違う和歌山の山椒を、

お料理やスイーツ作りにお役立て下さい。


お買い求めは、https://cms2.tsuku2.shop/login.phpをご覧くださいませ。

自然食品の店 しおん https://sion77.com/
コンセクフード https://consec-foods.com/
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日
火曜日が祝日なら営業
翌水曜日が振替休業
電話:0736-64-2315
住所:紀の川市貴志川町神戸802
(貴志川線貴志駅前)


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