※有限会社ティケイエス※                                                                         植物活性剤・土壌改良剤・ミネラル入浴

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最少のエネルギーで持続可能な植物の育成

いつも有限会社ティケイエスをご利用頂きありがとうございます。

年の瀬が迫り、今年も残りわずかとなってまいりました。
本年の最後のメルマガテーマは「植物の育成」です。

植物は人間が肥料を与えなくとも、成長していきます。
これは自然界の植物育成は土壌微生物との相利共生の上に成り立っています。
この観点から見るに、植物の生育を効率よく行っていくためには
○微生物の数や種類を増やす事
○土壌微生物の喜ぶ環境(条件)作り出してやる事
になってきます。

このことより、土壌微生物の喜ぶ環境(条件)作りに必要なのは、
○可溶性炭素化合物(フミン酸・フルボ酸など)、腐植(分解途中の有機物のカス)
○不足しがちなミネラル
(カルシウム・カリウム・マグネシウム・硫黄・鉄・亜鉛・マンガン・銅・ホウ素・他)
をしっかりと肥料を施すことが大事です。

そもそも土壌微生物とは簡単に土壌環境に関する微生物のことです。
例をあげますと、細菌(バクテリア)、糸状菌(麹カビ)、放線菌(土壌酵素)となってきます。

お互いに阻害したり、共存したりして増減を繰り返すことで種類と数のバランスを保っています。
これを土壌微生物の多様性と言います。
多様性が失われた土壌は植物の病害や育成不良の原因となってきます。
このように、土壌微生物の多様性を保つことは、良好な生育環境を作る上で大切なことです。

最後に植物の生育に役立つ微生物を紹介いたします。
○糸状菌:様々な物質を分解、他の微生物の増殖を助ける
○納豆菌:植物ホルモンの生成、分解するための成分を生成する。
○乳酸菌:糖を餌に増殖、殺菌作用のある乳酸生成、雑菌抑制(予防効果)
○放線菌:害虫予防に役立、キチナーゼを生成(キチン質を分解する酵素)
○光合成細菌:放線菌の餌となる

今回のメルマガは以上になります。

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