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伝えていくことと、生きていることへの感謝の気持ちと(2021/03/12)

こんにちは!


自己肯定感と国語力を育むオンラインスクール
GRIT TREEの
白木 彩子です。

今日もメルマガを開いていただき
ありがとうございます。




東日本大震災から
昨日で10年が経ちました。




10年前の昨日
それぞれの人が
それぞれの場所で
いろんな思いをしたことと思います。
 
 
 

東日本大震災のあった時間
わたしはクラスの子どもたちと
「1年間がんばったね、ひまわりパーティー」
をしていました。


「ひまわり」は
その子たちと決めた学級目標。

 
 
 
突然の大きな揺れ。
  
 
机などのない
3階のプレイルームを借りて
集会をしていたので
 
 
 
子どもたちを
すぐに部屋の真ん中に集め
みんなで身を潜めて
揺れが収まるのを待っていました。
 
 
 
部屋がうねるように大きく縦に揺れ
外の電線が切れそうになるほど
ぐねんぐねんと波打っていたあの光景は
今でも忘れられません。
 
 
 
このまま校舎が
壊れてしまうのではないかと
みんなで不安な気持ちだったことを
今でも思い出します。
 
 
 
わたしの住む横浜でも
それほどの揺れ。
 


 
東北の方々が
どれほど怖い思いをしたのか
経験をしたことのないわたしには
想像も及びません。
 
 
 
子どもたちを守ろうと
たくさんの先生たちが
懸命に対応したのだと思います。
 





 
昨日
学校では半旗を掲げ
子どもたちと黙とうを捧げました。
 
 
今の2年生の子どもたちは
東日本大震災の当時
まだ生まれていません。
 
 
あと3年もすれば
小学生には
誰一人として
経験者はいなくなってしまいます。
 
 


忘れ去られてしまうことが、
一番怖いこと。
 

 
どんなことがあって
どんな思いをした人がいるのか
 
 
 
本当のつらさは
経験した人にしかわかりません。
 
 

  
でも
大災害が自分の身に襲いかかったときに
どうやって自分の命を守るのか
大切な家族の命を守るのか



想像力と
これまでの教訓を生かして
行動することができる人が増えるよう
 
 

経験していない子どもたちに
伝えていくことは
教師として大切な役目だと思っています。




失ってしまった方々の悲しみに
触れることで


命のすばらしさに気づき
当たり前の日常への
感謝の気持ちが生まれてきます。




子どもたちが
自分らしく生きていくこと


わたし自身も
自分らしく生きていくこと



その大切さと尊さを
改めて確認した1日でした。



亡くなられた方々の
ご冥福を心からお祈りいたします。






今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。





それでは、また。

白木 彩子




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