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毎朝の「3行+4行」のお楽しみ(2020/12/14)

こんにちは!


生きる力と国語力を育むオンラインスクール
GRIT TREEの
白木 彩子です。





今年も残すところ半月となりました。
いかがお過ごしでしょうか。



日本では14日(月)に
毎年恒例の
「今年の漢字」
が発表されました。



2020年を表す漢字は
「密」だそうです。


新型コロナウィルスの感染拡大や
大切な人との関係が密接になったこと
政界や芸能界で秘密が多かったこと
などが理由だそうです。
(朝日新聞12月15日付より)



確かに。
来年はどんな年になるのでしょうね。


******************


さて
これが発表される場所は
京都の清水寺。
みなさんご存知でしたか?



わたしは恥ずかしながら
いつも忙しさにかまけて
ぼんやりとしか聞いていないもので


「今年の漢字」は知っていても
どこでこの文字が書かれているかまでは
把握していませんでした。





そんなわたしが
今年はなぜこれを知ったかというと
12月5日の朝日新聞
「しつもん!ドラえもん」に出ていたから。


「しつもん!ドラえもん」とは、
朝刊の一面に質問が載っていて
その答えを
新聞をめくりながら探す
というもの。


娘が楽しみにしていて
毎朝探しているのですが
そこに載っていたのです。




たった3行の質問に
たった4行の答え。
子どもが読めるようにふりがな付き。


子どもにぴったりの
遊びが学びにつながる
楽しい教材です。




せっかく「清水寺」という
キーワードが出てきたので



清水寺の写真を検索して見てみたり、

「清水の舞台から飛び降りる」
ということわざを
一緒に国語辞典で引いてみたりしました。



新聞から得た
一つのキーワードから
学びを広げたり深めたりしていくことは
案外簡単にできます。


今はスマホ一つで
あっという間に検索出来てしまう時代。


図鑑や辞書で調べる時間がない場合にも
PCやスマホで一緒に検索してみることで
新しい発見があり
子どもの狭い世界を
広げてあげることができます。


******************


新聞のよさは
今、世の中でどんなことが起こっているか
がわかること。


一枚めくるだけで
いろんなニュースが飛び込んでくること。


そして
子どもにとっては活字に触れる
習慣がつくこと。




うちは普段テレビをつけないので
専ら世の中を知るツールは新聞です。


ネットニュースだと
ぱっと見ただけでは全体が見通せないし
クリックするのは
気になる記事に偏ってしまいがち。



それに対して新聞は
いい意味で
いろんなニュースが強制的に目に入ってきます。

何度もぱっと戻れるのもいいところ。





「しつもん!ドラえもん」は
とても短い文ですが
毎日触れるのと触れないのでは
1年経つと大きな違いです。


しかも
楽しみながら
知識も増える!




やっぱり新聞っていいなと
最近再確認しています。



娘にとっては
まだまだ難しいことが多いですが
わたしも世界の中の一人なのだ
という意識は
もっていてほしいなと思うのです。


******************


ちなみに
「しつもん!ドラえもん」で
この話題が出たときに


娘も娘なりに
「今年の漢字」
を考えました。




「休」




学校や仕事を
休みになった人が多かったから
だそうです。




一つのキーワードから
世の中について考えたり
会話を増やしていくきっかけにしても
楽しいですね。



「うちの子は新聞なんて読んでくれない」
と思っている方は
ぐ~んと、ハードルを下げて
「しつもん!ドラえもん」から
始めてみてはいかがですか?





今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




それでは、また。

白木 彩子


(このメルマガは、2020年10月に書いたものを、一部編集したものです。



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