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本屋さんではなく図書館で本を選ぶ理由(2020/10/07)

こんにちは!


生きる力と国語力を育むオンラインスクール
GRIT TREEの
白木 彩子です。




昨日のメルマガでは
図書館通いのよさの中で


1つ目の
本の中身を見て選べるメリットを
お伝えしました。




そして2つ目は
たくさんの本に出会えること
でした。


本屋さんではなく
図書館で本を選ぶ良さは
○○目的がないことかなと思います。

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本屋さんでももちろん
たくさんの本に出会えるのですが


本屋さんは売るのが仕事。
だから
売りたい本が売れるように陳列しています。
いろんな大人の事情がありますよね。




それに対して図書館は
売れる必要がありません。
だから営利目的がないんですよね。


表紙が見えるように飾ってある絵本も
司書の方が選んでくださった
本当に読んでみてほしいものが
飾ってあります。


だから安心して
本を選ぶことができます。




定期的にテーマが変わるもの
いいところ。


普段は読まないような本も
表紙が見えるように飾ってあると
なんだろう?と気になって
手にとることがあります。


本が好きになるきっかけが
ちりばめられています。





もちろん
本屋さんでおすすめの本を買うのもよし!
売れている本は
話題づくりにもなりますからね。


売れている本には、
売れている理由もあるはずですし。

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参考までに
わが家の図書館での本の借り方は



娘の図書カードでは
娘が読みたいと選んだ本

わたしの図書カードでは
わたしが読み聞かせしたいなと思う本
わたしが自分で読みたい本

を借りています。



そして夫の図書カードで
2人のカードで収まりきらなかった本を(笑)
夫は今他県へ単身赴任中なので
わたしたちで2人占めです(笑)




ちなみに
わたしが読み聞かせ用に借りる本は
その場で出会った本の場合もありますし

「おすすめの本」から探して
予約しておく場合もあります。




予約本の場合は
予約を受け取った時に
実際に中身を見て借りるかは決めます。


借りない場合は
その場でお礼を言ってお返し。
次に待つ方のところへ行ってもらいます。





「おすすめの本」は
図書館から出ているリストを
参考にすることが多いです。


司書さんが選んでくれた本は
わたしたちの年齢を遥かに超えた
何十年も読み継がれた本など
本当に素晴らしい本が多いと思います。




また
自分で選ぶと
絵の好みなどでつい偏ってしまいがちなので
「おすすめ」を参考にすることで
いろんな本に出会えるようにしています。




ここまで書いたのを見返してみると
なんだかわたし
アンチ本屋さんの人みたい!


決してそんなことはなく。
本屋さんも大好きです。
図書館がもっと好きなだけ(笑)




いろいろな図書館が
おすすめリストを作成してくれていますので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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なぜこんなに
図書館推しなのかというと
わたしの実体験があるからなのです。



娘は昔から読み聞かせは好きでしたが
前から読書習慣が
身についていたわけではありません。


去年はわたしの仕事の忙しさを理由に
休日もほとんど
図書館へ連れて行っていませんでした。
だからもちろん読書習慣なし。




家に400冊くらい絵本はありますが
児童書も数冊しかありませんでした。


図書館に連れて行けない代わりに
とにかく読み聞かせだけは続け
本への興味を
絶やさないようにはしていましたが。





娘も
長い本はちょっと…
という感じ。
本といえば絵本!でした。
しかも、読んでもらう専門。


まだ1年生だからと思う反面
絵本から児童書への橋渡しが難しいのは
教員時代に子どもたちを見ていて
ずっと感じていました。


だから焦りもありました。
このまま本を
読まなくなってしまうのではと。





そんな娘の読書熱が爆発したのは
本当に今年に入ってから。


わたしが教員を辞め
図書館へ通う曜日を決めて
毎週通うようになってからです。




だからこそ
図書館へ行くことの効果を
大きく実感しています。




最初は絵本ばかり借りていましたが
だんだん児童書を借りるようになり
今では小さい字の本にも
挑戦するようになってきました。


まだまだ
大きい字の児童書が好きですが。


それでも
本が読めたというのは
「自分はできるんだ!」
という自己肯定感も高めています。




今は本を読まない日はありませんが
これも意識して続けていかないと
すぐに消えてしまうのだと思います。



実際、小学校高学年、中学生、高校生と
学年が上がるにつれて
読書離れが問題になっています。


勉強や友だち関係で忙しくなり
読書から離れてしまうのは
想像できる話。
実際にわたしもそうだったなと。




今の読書が習慣となり
今後も継続していけるように
わたしもまだまだこれから
意識して戦略を立てていきたいと思います。

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読書習慣をつけることは
子どもたちがこれから学び続けていくために
必要な力の土台となってきます。




図書館ではたくさんの本に出会い
自分の好きな本を選ぶことができます。

人気の本は
借りられてしまっていますが。。。




なんといっても
図書館は無料で本を貸し出してくれます。
なんて素敵な制度!
すべての人に学ぶ機会を与えてくれる
図書館制度を考えてくれた人に感謝!!



図書館で出会ったお気に入りの本は
本屋さんなどで買って
手元に置いて
繰り返し読んでほしいなとも思っています。


そうすることで
内容を深く理解するとともに
愛着が深まっていきますから。




忙しい日々の中のどこかに
ぜひ「図書館へ行く」というスケジュールも
組み込んでみてくださいね。



うちの子は本を読まなくて…
という方も大丈夫。
読書習慣はきっと今からでもつけられます。
わが家がそうであったように。


未来の子どもたちのために
一緒にがんばっていきましょうね。






今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




それでは、また。

白木 彩子


(このメルマガは、2020年10月に書いたものを、一部編集したものです。


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