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身近な地域からグローバルな視点へ(2020/10/05)

こんにちは!


生きる力と国語力を育むオンラインスクール
GRIT TREEの
白木 彩子です。




娘が学校で
冬に収穫する野菜を育てる
ということで


近所の農家さんが
ゲストティーチャーとして来て
話を聞かせてくださったそうです。


種の撒き方
水のやり方など
名人から聞けるのは
本当にありがたいことですね。



本で調べるのもおすすめですが
先人の知恵をお借りするのも
効果的な学習だと思います。

大人のわたしたちも
わからないことは
人に聞きますものね。

*****************

さて
先日のメルマガでも
ゲストティーチャーについて
少し触れましたが


地域の特色・材を生かして
教育活動を進めること
そして
子どもが自分の地域に愛着をもつということは
とても大事なことです。


それは新学習指導要領にも
明記されています。




同じ国だとしても
地域によって
気候も文化も言葉(方言など)も
大きな違いがありますよね。


アメリカなんて
日本よりずっとずっと大きな国ですから
州によって様子が全く違う
なんてことも多いと思います。
国の中にいくつも時差があるくらいですから。




今はグローバル化という言葉が
すっかり定着したこともあり
つい海外にばかり目を向けがちです。


しかし、
自分の住む地域のことについては
実はよく知らない
なんてことはありませんか?



身近だからこそ
つい後回しになってしまう
ということもあるのではないでしょうか。
有名な観光地だけど
近所だからこそ行っていない、
というような。




よく留学に行った日本人が
「外国の学生が自国のことについて
たくさん語っていて驚いた」
とか

「自分より日本のことを知っていて驚いた」
と言っていることがありますよね。




これは単に
伝えるための思考力(国語力)
が不足していることもありますが、
そもそもよく知らないということが
原因でもあります。



自分の国や地域と
他を比べることで
違いを知り
よさや改善した方がいいことなども
見つけられます。


知らないことは
考えようがないですものね。





今は日本の悪いところばかりが
主張されているような気もします。


確かに
よくないところもたくさんあるでしょう。


しかし
よいところだってたくさんあるはず。



治安がいいとか
四季があるとか
時間に正確だとか
食べ物がおいしいとか…




よくないところは、
じゃあどうしたらよくなる?
と考えていけるような子どもが増えていくと
日本の未来は明るいなと思います。




海外へ羽ばたき
活躍する日本の子どもが増えてほしい
と願う一方、


日本のよさを生かして
日本で活躍する子どもも増えてほしい
とわたしは願っています。





そのためにはまずは
一番身近な地域から。
特に小さいお子さんには
身近なところから
よさを伝えてあげてほしいなと思います。


都会ほど、
地域とのつながりを
感じづらくなっていると思いますが


地域のおまつりや行事、清掃などに
参加してみたり


ただただ
家の近くをお散歩するだけでも
畑が多いとか
海が近いとか
自然が少ないだとか
感じとれることはたくさんあります。



こんな土地の利用をしているから
野菜がよく採れるとか
魚が新鮮だとか
店がたくさんあるとか
そこから考えられることもたくさんあります。




自分の住む地域って
こんないいところがあるんだな
このまちが好きだな
と自分の地域を大切に思う心から


都道府県や国
世界へと
視野も広げていけるといいですよね。


自分の住むまちのよさも短所も
他の国のよさも短所も
すべてを受け入れ尊重できる
本当の意味でのグローバルな視点を
育てていきたいものです。




日本はもうずいぶん涼しくなってきたので
自分の地域を
歩いて探検してみるのも
いいかもしれませんね。


新しい人とのつながりや
新しい発見があるかもしれません。




(このメルマガは、2020年10月に書いたものを、一部編集したものです。

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