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不動産知識って、知るタイミングが重要③

子どもの未来も損をさせない!不動産の家庭教師の嶌田です。

昨日は、続きとなる【情報化社会のマナーと信用度】についてでした。
今回は、ちょっと意外な不動産知識における【心の壁】についてお届けします。

【心の壁を知っておいてください】

ご夫婦の話し合いで素直に意見交換が出来なくなる要因に『パートナーには知識がある』場合もあります。

私が20年近く不動産業界に携わっていて判ったことは、下手に不動産知識を得ている方ほど家族の話し合いが不十分なこと。
さらには、ご自身の家族についての質問に答えらえないという事実もセットです。
住空間の条件を整えるために必要な基礎質問において、です。

調べごとって、二人が隣りに座ってすべての情報を調べながら共有することは不可能ですよね?

「頼ってもらえるように」と頑張って調べてくれているのは分かっているし、何でも話してもらえるように壁を取り払おうとしてくれているのも分かってはいるけれど、実は壁を作っているのもお相手・・・なんて事もあるんです。

気を付けたいことのひとつに、ネットや本の記事はバイアス(意図的な目的のための偏り)が掛かっていることです。

ですから、知識の得方を間違うと気付かないうちに『家族の為の住まい』ではなく『失敗しない不動産投資』になっていることが多いのも気になります。
こういった心の壁の存在も、知っているかどうか。これで、知識を得る役割を担っている側の配慮は変わってくると、私は考えています。

調べる目的は何か?何を調べるのか?どんな点を気を付けながら情報を知識として取り入れる基準にするのか?

ひとりで考えて行動するほどに、相手に疎外感を生むものです。
それは住まいのことでも、仕事の事でも、他のプライベートのことでも同じなんですよ。

明日は、【自分たちらしさと質問の質】についてお届けします。

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