薬に頼りたくない方をサポートする ”ファーマシー未来堂”

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【雷雨ぜんそく】

こんにちは☔️
連休ですが、本日も元氣に営業しております、
足柄上郡大井町金子にある薬局『ファーマシー未来堂』です😊

巷ではインフルエンザや〇〇○ウイルスの感染症が流行ってきているとのことで、
子ども達の間で「咳」が流行しております。
そのため「咳止め」のクスリがないと病院・薬局では大問題になっています。


「咳」というものはそもそもなんで出るのでしょう?

「咳」とは身体に入ってきた「異物」を「排泄」するための身体の「防衛反応」であり、無理に止めてしまうと「異物」を「排泄」できなくなってしまいます。

「咳を止める」というクスリがどうしても必要という方とは、

・咳をしすぎて憔悴しきってしまっている方
・咳をすることで人目が気になってしまう方
・人前に出るのでどうしても咳を止めて欲しい方

くらいに使うクスリであるとうちの薬局では説明しております。

また「咳止め」クスリのリスクとしては、
「脳」にも作用してしまい、たいてい「眠気」が出る。
過剰に使えば「咳を止め」すぎて「呼吸まで止まってしまう」というリスクのあるクスリです。

そんな「咳止めクスリ」が今、乱用されて、
日本中で欠品してしまっているのですが、
その皺寄せで、「咳」を和らげる漢方薬が乱用され、
こちらも品不足の様相を見せ始めています。
(ツムラの商品なので、漢方相談でうちで扱う漢方薬には影響ありません。)

そして、本場中国では9月に入り、
「雷雨」の後に「ぜんそく」症状を訴えた人々が、
数百人単位で一度に病院に殺到してしまう。
という事態が各地で起こってしまったそうです。

これは雷雨の後に「花粉」濃度が急激に高くなったことで引き起こされる、
「雷雨ぜんそく」が関連していると公表されたそうです。

「ぜんそく」とは、
呼吸の通り道(=気管支)が狭くなり、呼吸がしづらくなる病気で、
通常、ダニやハウスダスト、ウイルス感染などが原因で発作を引き起こします。

「雷雨ぜんそく」は、上昇気流により花粉が雲の中に吸い込まれ、
雲に含まれる水分や雷の電子などによって花粉が膨張して破裂。
この細かくなった粒子が気道の奥の肺にまで侵入し「ぜんそく」を誘発すると考えられています。

秋、特に近年は気温が急激に低下することもあり、
ぜんそく患者さんが急増する時期でもあります。
前日よりも気温が5℃低下するとぜんそく患者さんが急増する。
というデータもあります。

最近の急な雨で体調を崩されている方や、
夏場に暑いからと冷たいものの摂りすぎで胃腸を冷やしてしまっていた方が、
秋になりアトピーや鼻炎、ぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こしてしまっている方など
ご相談いただくことが増えてきております。

中国の有名な書物にも、
夏場の養生を怠ると、
秋の季節の変化に対応できず、
そのまま放置すると冬に病が悪化する。

と記されています。

今、「なんとなく不調」を感じている方は、
身体の危険信号に気づいてあげてくださいね。

薬剤師・国際中医専門員
島田幸一

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