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マスクによる口腔内トラブル②

おはようございます!

口腔内トラブルに用いる漢方薬のご紹介、第2弾!
「甘露飲(かんろいん)」についてです♪

「甘露飲(かんろいん)」は
口腔内の「慢性的」に続く症状

・口が乾く(ドライマウス)
・口臭が氣になる
・歯を磨くとすぐ血が出る
・歯茎がよく腫れる
・口内炎がよくでき、繰り返す

という方によく効く漢方薬です。

「慢性的に症状が続く」とどんな症状でもそうなのですが、
身体の何かが消耗していきます。

この場合は、炎症が続くと熱を持ち、
自然と体内の陰分(=水)が消耗してしまい「乾燥」などと言った症状を引き起こしてしまいます。
それがさらに進むと「熱」を持ち、また「炎症」を起こしてしまう。
と言った悪循環。

その悪循環を断ち切るためまずは、身体に「潤いを補充」するような生薬を使うと、
自然と症状が消えていくことが多いです。

但し、慢性的な疾患の治療というのは
逆に言えば、放置した時間が長いほどそれを補うための時間もかかってしまいます。

西洋医学のような、
「痛い=痛み止め」
(この場合には正確には血流を悪くして痛みを「誤魔化す」ですが)とは異なり、
漢方薬が「長く飲まなければならない」と思われる方が多いのはこのためかと思われます。

西洋医学には「補うことで症状を消す」という考えがほとんどないため、
あちこちの病院で様々な検査をして「異常なし」「治療方法なし」を繰り返し、
たらい回しにあった挙句、
漢方薬局へ行き着くという方が多いためかとも思われます。

「甘露飲(かんろいん)」に含まれる生薬をみてみると
・滋陰作用(潤いを与える):天門冬(てんもんどう)、麦門冬(ばくもんどう)、石斛(せっこく)
・清熱作用(熱さまし):地黄(じおう)、茵蔯蒿(いんちんこう)、枇杷葉(びわよう)、黄芩(おうごん)
によって潤いを与えながら熱を取り去っていきます。

前述しましたが、
乾燥状態が長く続いた方ですと、
潤いが満たされるまでお時間がかかりますので
しばらく服用を続けてもらうこともあります。

その間にはもちろん「砂糖」断ちは必須です。
症状が辛い時にはできれば「糖質」自体も控えてもらうことをお勧めします。

昨日も書きましたが、
「糖質」=「白米、パン・麺類などの小麦製品、お煎餅などの米菓子、ビールや日本酒」などなどあげればキリがないですね。

またどうしても食べてしまった時や、
間食をしたい時にお勧めしているのが
「晶三仙(しょうさんせん)」です。
甘いもの大好きだった自分も、これで「砂糖断ち」できました♪

次回は「晶三仙(しょうさんせん)」について配信予定です♪
お楽しみに♪

「子どもたちの未来を守りたい」
 ファーマシー未来堂
 国際中医師 島田幸一 でした。

本日は久々にお休みを頂き子ども達を連れて南伊豆まで行く予定です♪
「山の日」に「海」へ♪
よければ日常の生活や
今の世の中への警鐘など
個人の「Facebookアカウント 島田幸一」でも不定期に配信していますので、
興味ある方はお友達申請(要メッセージ)頂けると幸いです♪

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