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「砂糖」について

おはようございます!
昨日は「マスクによって増える口腔内トラブル」について配信させて頂きました。
特に「口内炎」の相談が多く、
昨日来られた患者さんは「口内にできた帯状疱疹」という方もいらっしゃいました。

「帯状疱疹」は今特に患者さんが増えていますが、
これは「免疫力」の「低下」によるもので、
その原因は「マスク」であったり「m RNAワクチン」であったり、
様々な要因が考えられます。


自分も子どもの頃から「口内炎」には度々悩まされてきました。
何も小さい頃「マスク」したり「ワクチン」打ったりという訳ではないですが、
毎年のように1〜2回は「口内炎」で食事も摂れないくらい辛かったのを覚えています。
その他「う歯=いわゆる虫歯」もひどくよく歯科医のおせわになりました。
今では「口内炎」ができることは全くなくなり、
歯科医のお世話になることもなくなりました。

それも「五行説」を学び納得しました。

原因は「砂糖」にあったと確信しています。

「甘いもの」が大好きだった幼少期、
飲み物は「スポーツドリンク」を好み、
和菓子も洋菓子も甘いものならなんでも大好きでした。

「甘いもの=虫歯」
は誰でも想像がつくと思いますが、
「甘いもの=口内炎」
というのはあまりピンときませんでした。

興味がある方は
「五行 色体表」で検索してもらうと
様々な画像が出てくるので好きなものをご覧頂きながら読むことをお勧めします。

「甘いもの」は
「五臓・五腑」では「脾・胃」に該当し、
これがつまりは「消化器官」にあたります。
その「五竅(ごきょう)」(竅=穴にあたり、五臓や五腑の影響が現れるところ)は
「口」該当します。
「五華」(五臓の変調が現れる部位)は
「唇」です。

「甘いもの」とりわけ「穀物や芋類」など噛み締めて甘さを感じるもの
というのは、「脾胃」の働きを助けてくれます。

しかし、「行き過ぎれば及ばざるが如し」という言葉の通り、
「甘すぎる」ものというのは逆にその臓腑を傷めてしまう原因となるのです。

それが「砂糖」という「甘さ」です。

行き過ぎた「甘さ」は「口」や「唇」に「口内炎」などの症状として現れてくるのです。

「砂糖」は古代文明時代には「薬」として用いられ、
それは貴重な資源だったと記録されています。
ヨーロッパなどでは「蜂蜜」に次ぐ「甘味」を手に入れるのは当時大変だったようで、

特に「サトウキビ」から生産される「砂糖」は
生産・圧搾のために非常に多くの奴隷を投入し作られた歴史もあります。

そこまでして手に入れたかった「砂糖」ですが、
庶民にまでそれが行き渡るようになったのは、
18世紀後半とされており、

人類史上、「砂糖」を氣軽に口にできるようになってから、
まだ2〜300年の歴史しか経っていません。

そんな貴重な「甘さ」というのは、
「少量」で「高カロリー」という身体にとってとても有用な食材であり、
「身体が欲する」というのも頷けます。

しかしここ最近では、
「甘いのに0カロリー」を謳う「人工甘味料」なるものが登場したりと、

その貴重とされた「意味」が本末転倒な食品が「健康食品」として売られています。
それだけなら良いですが、
「人工甘味料」のほとんどが「人体にとって有害」な物質であるなど、
現在の食品産業(特に日本)は病氣を作るためのものと言っても過言ではありません。(人工甘味料の有害性についてはまた後日書きます。氣になる方は「スイートポイズン」という著書を是非読んでみてください。)

話がだいぶ逸れてきましたが、
「砂糖」の甘さは人体にとってそもそも行き過ぎていて、
「少量しか摂れない」時代にはそこそこ摂取して問題のないものでした。

今では誰でもお手軽に、
子どもですらコンビニで¥100もあればチョコやアメが買える時代。

この「砂糖依存」は、
ストレス社会の現代において
「五志」で「脾胃」と同列に該当する「思い煩い」「考えすぎ」に陥ってしまう方が多いせいでもあるとも推察されます。

「砂糖」は「肥満」などの「生活習慣病」のきっかけとなるだけでなく、
「癌細胞」の「えさ」でもあります。
さらに「砂糖」の摂り過ぎは「低体温」を招き、
人体を「癌細胞」が増殖しやすい環境にも変えてしまいます。

現代の病氣はまさに「砂糖」が巻き起こしているものだとも言い切れます。


そんな「砂糖」はとりわけ、
「体温の高い」子どもが好み、
「熱を冷まそう」としているのかとも考えます。

自分も平熱が36.8℃と高い方でしたので、
常に体を冷やそうと「甘いもの」依存になっていたのだと今なら思えます。

その結果の「虫歯」であったり、
「口内炎」だったのだと確信したのはつい最近のことです。

「砂糖」=「害」だと氣付けてからは、
「お菓子」もいただきものを口にするくらいで、
ほとんど甘いものを摂らなくなってからは「口内炎」も出来ていません。
「口内炎」に悩まされ続けた日々が嘘のようです。

マスクも普段からつけていませんしね。
なぜ「マスク」で「口腔内トラブル」が増えるのかも話すと長くなりますが、
「歯周病」の原因となる「細菌」のほとんどが「嫌気性菌」と言って「酸素」が苦手なんです。
口に蓋をしている状態が長く続き、
「酸素」をしっかり取り込まないからそういうことが起こりやすくなるのです。

ついでに言えば過剰なアルコール消毒も、
人体表面の常在菌を全て退治してしまい、
免疫力が低下します。


「漢方薬」で「困っている症状」へ対処は出来ますが、
日常的に「甘いもの」を摂り過ぎていないか?
「マスク」によって体調を崩していないか?
などの生活を見直すことも「漢方」の一環です。

「症状」とは「身体の声」であり、
何か身体にとって「有害」なことをしたり、食べたりしている証拠だと知ることで、
生活を見直すきっかけとなれば幸いです。

ちなみに「甘いもの」は何も「砂糖」だけとは限りません。
「糖質」ということで考えれば、
「白米」「パン・麺類などの小麦製品」「お煎餅などの米菓子」「ビールや日本酒」
などなど
あげればこの世の中がいかに「糖質」で溢れているかが分かりますね。

ただこれらを全く摂らずに生活するのも今の世の中では無理です。

「不調」を来した時に、
「あぁ、この前食べたあれが原因か・・・」
と氣付けるか氣付けないかでもかなり違います。

食べ過ぎてしまった時には
消化を助ける「晶三仙(しょうさんせん)」という裏技もありますので、
もしご興味がある方は是非お問合せください♪
「晶三仙(しょうさんせん)」について詳しくはまた後日。

厳しい暑さが続きますので、
マスクを外して、
外出が必要な方は「生脈散(しょうみゃくさん)」を飲んで、
今日も元氣にお過ごしください♪

「子どもたちの未来を守りたい」
 ファーマシー未来堂
 国際中医師 島田幸一 でした。

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