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「湿邪」対策の漢方薬(再)

おはようございます!
雨模様が続きますね。
本日も関東圏では雨が降ったり止んだり、
午後は本降りのところもあるようです。
さらに冷たい雨となって風も吹き、氣温も落ち込むようですので、
「風」「湿」「寒」の邪氣にご注意ください。

この「風」「湿」「寒」の邪氣が揃う時期、
とても活躍する漢方薬について改めて・・・

以下再掲
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独活寄生丸(どっかつきせいがん)

あまり聞きなれない漢方薬ですが、
どのような方に使われるのか?
「腰や膝が冷えて痛む」
「足がだるくて力が入らない」
「関節が曲げにくい」
「痺れやマヒ」
これらが雨の日に悪化する方、
もしくは反対に症状が先に出て、「明日は雨だ」と天気予報ができてしまう方。

この症状は西洋医学的にはとても治しにくい病態で、
どうしようもなく長年苦しんでいる方も多いです。

そして長期間放置してしまうと、
それを治療する期間も長くなってしまうので、
できれば早めの対策が必要です。

上記の症状が出ている方は既に、
「肝腎不足」
「氣血両虚」
といった状態に陥っている可能性が高いからです。

「夏場エアコンなどの風を嫌う」
「暑くても温かいものを好む」
「疲れやすい」
「知覚マヒ」
「顔色に艶がない」
「動悸・息切れ」
などを伴う方へ、

「独活」という生薬が下半身の「風」「寒」「湿」邪を取り除き、
「細辛」によって「風」「寒」を発散して痛みを止め、
「当帰」「芍薬」「地黄」で「血」を補い、
「人参」「茯苓」「甘草」で「氣」を補います。

このように、「邪氣」を取り除きながら「補う」を同時に行ってくれるこの漢方薬。

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先日も、
この時期「膝の痛みが辛い」というおばあちゃん。

家の中では、暑がりのおじいちゃんが冷房ガンガンだとか。

エアコンの温度は、男性と女性の永遠のテーマですね。
辛い辛いと我慢せずに、
早めの対策を心がけてください♪

「子どもたちの未来を守りたい」
 ファーマシー未来堂
 国際中医師 島田幸一 でした。

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